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【G's新企画】双恋 -フタコイ- twin girls
- 1 :名無しくん、、、好きです。。。:02/09/04 19:56 ID:GU700R57
- メリパのように即死企画でないことを祈ろう。
G'sマガジソのサイトは↓
http://www.mediaworks.co.jp/magazine/index.html
- 908 :菫子と薫子SS:02/12/17 00:06 ID:???
- 「大好きだ、愛してるよ薫子…」
「私もぉ…好きだよ…」
お互いの顔を見て愛の言葉を囁く、うん、私、あの人のこと好きだ…でも…
「…………ぷっ」
駄目だ、やっぱり我慢出来ない
「んっふふふっ、ぷぷ…あははははは!」
「…んもう、酷いじゃない薫子!”練習しよう”って言ったのは薫子なんだよ!」
私の上に覆い被さっている菫子が唇をとんがらせて怒る。
「だってさぁ…菫子マジ顔になってんだもん」
笑いながらつんつんと鼻先をつっつく、菫子の顔が真っ赤になる。
「ばかっ!そうじゃないと練習にならないでしょっ」
そう、いつあの人と”どうにかなっちゃっても”大丈夫なように!って
数日前から菫子と”練習”を始めたのだ。
- 909 :菫子と薫子SS:02/12/17 00:06 ID:???
- 「でも、あの人は意外と奥手だからさ…私たちの方からモーションかけないといけないと思うのよ」
「うん、それにまだちょっと戸惑ってるみたいだから、私たちがちゃんとしないと!」
寝る前にベッドの上で膝をつきあわせて作戦会議、このときばかりは私も菫子も真剣だ。
あの人のことになるとなおさらね。
「んふふ、そうなると、この間の両腕に抱きつき作戦は大成功だったよね〜♪」
「そうそう、真っ赤っかになって恥ずかしそうだったけど、嫌がってなかったもんね♪
最後には”離したくないなぁ…”なんて呟いていたし、うふふ。
それでさ、今度デートしたときは…ごにょごにょ」
さっき思いついたことを耳打ちする。
「あははっ、やっぱり考えることは同じね〜♪…うん、凄いいいよ、それ!」
思いついたのは、昔パパに毎日のようにしてたおやすみなさいのキス。
もちろんほっぺに
二人同時に両側から。
「私たちがちゅ〜ってしちゃったらさ、あの人絶対にメロメロになっちゃうよ」
「うんうん、しかもそれが不意打ちで別れ際だったらもう完璧!」
あの人はオロオロしちゃうかな?真っ赤になっちゃうかな?それとも?それとも?
私たちはなんか嬉しくなっちゃって、くすくすと笑い合う。
- 910 :菫子と薫子SS:02/12/17 00:06 ID:???
- 「えへへ、それじゃ、練習しよっか♪」
「うん…二人でほっぺにキスしあおうよ、その方がお互いに分かりやすいし」
「ん〜いいね、それ、じゃあ薫子からほっぺだして♪」
「うん、ほら、ぷりぷりのほっぺですよ〜♪」
ゆっくりと右頬を突き出す、すると菫子がぺろりと唇を舐めて私の腰に腕を回した。
「あんっ、菫子…」
「えへへ、本番の時も、逃がさないようにしなきゃね…ぎゅ…」
私も菫子の腰に腕を回す、あ、腰細いな…あの人の腕なら…二人分くらい大丈夫だよね…?
「じゃ、いくよ、薫子」
菫子がにっこり笑うと、私と同じ形の唇が頬に吸い付いていく、あ、唇ってこんなに柔らかいんだ…
「ん…ちゅ…はぁ…」
頬がちょっと吸われてじんわりとしてこそばゆい…
「……じゃ、次は私ぃ…」
思わず、ぼーっとしちゃってた…
「ん…菫子、ほっぺ赤いね…」
「薫子も赤いよ…ん…早くして…」
ごくりと唾を飲み込む、菫子の頬に軽く唇をつける、びくんと震える菫子の身体
もう一回ちゅっと柔らかい頬に口づけ、あんまり吸い付いたら下品よね。
「…ぷは…はぁ…はぁ…」
なんか、あんまり納得いかないなぁ、これであの人は喜んでくれるのかな?
「…薫子…交代…一回ずつ、ね」
「うん…」
- 911 :菫子と薫子SS:02/12/17 00:07 ID:???
- ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…ちゅ…ん…
お互いに何度も何度も何度も頬にキスを繰り返す、頬、唇、頬、唇、頬、唇。
柔らかい柔らかい柔らかい、あの人の唇だと思ってキスされる、あの人の頬だと思ってキスをする。
一回キスされるたびに、頬がじんじんする。
一回キスするたびに、唇が熱くなる。
そんなのが何層にも何層にも積み重なって
頬と唇が、とろとろに溶けそう…このまま…唇同士が触れ合ったらどうなるのかな?
「ね、薫子…」
ふいに菫子から声がかかる、お互いの顔を見つめ合う…
濡れた瞳、赤い頬、熱い吐息…私も、こんな顔してるんだろうな…
「ん、なぁに、菫子…」
ちょっと震えるような声、何かを期待しているような声。
「唇に…して…ね、キス…」
「うん…これも、練習だよね…いっぱい練習しよ…」
やだ…このままじゃキス中毒になっちゃいそう…そう思ったらカーッとなって
頭の中がぐるぐる回りだした。
そんな状態の私に菫子の唇が私の唇と重なり合う…
- 912 :菫子と薫子SS:02/12/17 00:07 ID:???
- 「ん…ふ…ちゅ…んぁ…」
「んぁ…菫子…ちゅ…ん」
お互いに唇をついばむように貪り合う、頭の中がますます熱くなっておかしくなってきた
うん、きっとそのせいだ、菫子の口の中に舌を差し入れたのは。
「っ!」
その瞬間、菫子はハッと我に返る、唇についた唾液をふき取るように手を口元にやって背く。
「…こ、これで練習お仕舞い!いいでしょ?ね?」
「…う、うん…」
思いがけない菫子のあわてっぷりに私も急速に熱が冷め始める…やだ…どうしよ…
- 913 :菫子と薫子SS:02/12/17 00:09 ID:???
- なんだか気まずい雰囲気、一言の言葉も交わさない。
そのうちに菫子はパジャマの乱れを手早く直すとお布団に入る。
「…お先に…」
「菫子ちゃん…」
私も慌ててお布団の中に入る。
あ、菫子、背中むけちゃってるよ…どうしよ…どうしよ…
「…ね、薫子…」
「うん…」
「えと、さっきはさ…私の方から…その、誘ったのに…ごめんね」
「違うよ、悪いのは私だよ…キスしてたら…おかしく…気持ちよくなっちゃって…だから…」
「…あ、あのね…私も…気持ちよかったよ…薫子の唇…」
- 914 :菫子と薫子SS:02/12/17 00:09 ID:???
- 「え?」
ごくりと唾を飲み込む音が聞こえたような気がした。
「いっぱいキスしあってたらさ…なんかぼーっとしちゃって…
あの人にされてるんだ…って思ったらさ…えと…だから、
あんなこと言っちゃったんだ…ただ…薫子があんなことしたからビックリしちゃって…」
「………」
「なんか凄い恥ずかしいことしちゃったって思っちゃったから、それで…」
「菫子ぉ…」
「でも、もう大丈夫だから…気にしないで…それにさ…」
菫子がこちらに振り向く、そして…恥ずかしそうに呟く…
「恋人だったら…もっと…凄いことしないといけないんだよね?」
「え?」
ぎゅっと私の両手を握る菫子、恥ずかしそうにはにかむ。
「だから、もっともっとい〜っぱい練習しようね、薫子♪」
「うん、うんっ!」
薫子の手をぎゅっと握り返す、この間にあの人が収まるのは、そう遠くなさそうだなと思った。
−−−−−−−−−−−
>866-870の作者です
とりあえず、GSの状況に合わせて
彼女たちの進展を思いつくままに書けたら書こうと思います。
自分的に双子モノの最高峰といえば某有名近親相姦hpの双子の姉妹の話だったなあ。
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