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葉鍵ファンタジー

1 :名無しさんだよもん:01/12/26 20:56 ID:6MEaefDF
剣と魔法、数々の魔物やダンジョンが織り成す幻想的な世界―――――ファンタジー。
我々はそんな夢のような世界をゲーム、小説、マンガ、アニメなどを通じて垣間見ることができる…

でも、もし葉鍵キャラがファンタジーの世界にいたら…
しかも、それをリレー小説にしてみようという企画があるとすれば…

あなたは、参加しますか?

関連情報は>>2-15に…

○関連スレ○
葉鍵リレー小説総合スレ:http://game.2ch.net/test/read.cgi/leaf/1007821729/
葉鍵@クリスクロス  :http://game.2ch.net/test/read.cgi/leaf/1008254445/
葉鍵サバイバル    :http://game.2ch.net/test/read.cgi/leaf/1009296019/

2 :名無しさんだよもん:01/12/26 20:56 ID:6MEaefDF
Q、< `ш´>Leafが誇るシナリオライターの竹紫超先生だ。一筆書いてやるからリレーの方針を教えろ。

リレーの方針は、各キャラがチームにわかれて秘宝の争奪戦。
「原作が○○だから…」という概念や束縛は一切無し。
同タイトルだから…とかのしがらみも一切無し。
だからキャラの面識は自由。もちろん組み合わせるキャラも自由。
それと、ファンタジーではキャラリストは作りません。
書き手さんが書いてみたいキャラを自由に選んで書いてください。

こちらはロワ企画じゃないので殺し合いは無し。
でも、キャラの死までは縛りません。
マターリ進行、ラヴ&ピースの方向でお願いします。

3 :名無しさんだよもん:01/12/26 20:56 ID:6MEaefDF
Q、自由……と、いうことはエチシーンとかも自由ってこと!?美汐たん(;´Д`)ハァハァ…

A、そっち方面もそれなりに自由です。
  もちろんお楽しみのムフフなベットシーンもアリ(w
  だけど、レイプとか触手とか明らかに見ている人が不快になるようなのは禁止ね。

4 :名無しさんだよもん:01/12/26 20:57 ID:6MEaefDF
Q、(´-`).。oO(この企画の目的は何ですか?)

A、ホームタウンとなる都市を中心に遺跡やダンジョンの奥深くに眠っているいくつかの秘宝を探せ!
  秘宝を狙う奴らは、金に目がくらんだトレジャーハンター、一発逆転狙いのゴロツキ、盗賊団、海賊団…
  はたまた王立騎士団、善良な一般市民、悪の魔術師、軍隊、魔族に魔物にモンスターまでもが乱入して大混戦!

  秘宝をやっとの思いで手に入れたと思ったら、横取り、ぶん取り、かすめ取り…
  秘宝を全部集めると……?

5 :名無しさんだよもん:01/12/26 20:57 ID:6MEaefDF
Q、(・∀・)マチノヒトハナニヲヤッテルノ?

A、鑑定士、病院、商店、宿屋、飯屋、酒場などで働いていたり、バイトをしたりしています。
  商人や旅芸人なんてのも面白いかもしれませんね。
  街の人も、動かし方によってはラブコメにもシリアスにもなりそうですから、
  こちらを動かして楽しむのもいいかもしれませんね。

6 :名無しさんだよもん:01/12/26 20:57 ID:6MEaefDF
Q、魔術について説明しろや(゚д゚)ゴルァ!

A、この世界において魔術師は……
  魔術師の家系の人間か、魔術学校に通える裕福な人間、
  魔術について研究できるほど魔術に興味のある人間くらいしか修得していません。
  つまり貴重なのです。

  その点、剣や刀、弓に槍などの武術が普及していました。
  また、鉄砲も少なからず普及していたようです。

7 :名無しさんだよもん:01/12/26 20:58 ID:6MEaefDF
Q、ちげーよ!もっと具体的に教えろっつってんだよ(゚д゚)ゴルァ!

A、ええと…まだ未決定なんですが…下に魔術一覧なんかを載せときますね。
  黒魔術士は黒魔術専門。白魔術師は白魔術専門で。

8 :名無しさんだよもん:01/12/26 20:58 ID:6MEaefDF
●黒魔術
主に攻撃系、殺傷能力の高い魔術。呪術や死霊術もこの部類に入る。

↑高等
★攻撃魔術
読んで字の如く、魔術で直接的なダメージを与えられる。電撃や火炎とかが出せたりする。

★召喚術
召喚した悪魔やモンスターを戦わせる。ゴーレムとかもこの部類に入る。

★死霊術
死霊や死体を自在に操る術。未熟な者がやると暴走したりもする。ゾンビとかが暴走したら違うゲームに…

★呪術
毒、石化、変身などで人を呪いで苦しめたりする。たまにこっくりさんや占いなんかもする。
↓下等

9 :名無しさんだよもん:01/12/26 20:59 ID:6MEaefDF
○白魔術
主に治癒、浄化などを担う術。薬学や補助魔術もこの部類に入る。

↑高等
☆治癒魔術
傷を癒したり、毒を中和したりする。死者蘇生の呪文は危険なため禁術とされている。

☆対魔術
対魔族用の攻撃魔術、浄化魔法…除霊を担う魔術。

☆補助魔術
防御結界、攻撃力増強、地場属性変換など、地味な魔術。

☆薬学
薬草、毒草、漢方薬、酒、たばこ、麻雀の知識に長けている。火薬の調合からハーブの育て方まで奥が深い。
↓下等

蘇生魔術は危険!術者が命を落とす危険性もあるので禁術です。
回復や治癒の魔術も存在しますが高等な魔術です。

10 :名無しさんだよもん:01/12/26 21:00 ID:6MEaefDF
Q、私は絵が専門なのっ!SSなんて書けないのっ!(`□´)くわ〜〜〜〜〜っ!

A、それなら、小説の挿し絵っぽく絵を描いてみてはいかがでしょうか?
  何もSSのみ、書き手さんのみ…という企画に縛らなくてもいいと思います。
  ファンタジー企画では描き手さんの参加も大歓迎です。

11 :竹紫:01/12/26 21:04 ID:kvQdEnMW
     ∧_∧   
   < `∀´>     わたしには無理だ……
    (      )      
  | ̄ ̄竹紫 ̄|       

12 :名無しさんだよもん:01/12/26 21:05 ID:8v/xz6lD
これは今からもっと設定煮詰めていくの?
それとも1さんの新作が速攻発表されて
話の流れで設定がドンドン追加されていくの?

13 :竹紫:01/12/26 21:08 ID:kvQdEnMW
     ∧_∧   
   < `∀´>     目的に問題があるような気がするな
    (      )       これだとリレーの仕方によってはあっさり終わってしまうぞ
  | ̄ ̄竹紫 ̄|       

14 :名無しさんだよもん:01/12/26 21:11 ID:6MEaefDF
まぁ、大方は書き手さんのセンスに任せたいと思うんですが、
これから問題が出ると思います…
モンスターの程度や、魔術について、モデルにするファンタジー物の小説、アニメ、ゲーム…
まだ始まったばかりなので、皆さん意見をバンバン言っちゃって下さい。

15 :名無しさんだよもん:01/12/26 21:12 ID:hErHIiTt
浩平「よし!俺は当然勇者だな」
祐一「うーむ、俺はシーフ(盗賊)がいいかな」
北川「俺はもちろん戦士だぜ!」
住井「俺は魔法使いかな、知性的だし」
浩平「おいおい、住井。お前の役はそれじゃないぞ」
祐一「北川、お前もだ」
北川・住井「へ?」
浩平「ほれ。お前の分の台本だ」
祐一「こっちは北川の分だ」
北川「町人A『ようこそ葉鍵王国へ』」
住井「町人B『今日もいい天気だなぁ』」
北川・住井「………」
浩平「適任だな」
祐一「頑張れよ」
北川・住井「なーぜーだー!!!!!(涙」

スマソ、何となく思いついたので(w

16 :名無しさんだよもん:01/12/26 21:13 ID:CZrk/Xwj
薬学と麻雀に何の関係が……

17 :竹紫:01/12/26 21:16 ID:kvQdEnMW
>>16
     ∧_∧   
   < `∀´>     わたしはこの世界のおいての麻薬と麻雀が同義語であると理解したが?
    (      )      
  | ̄ ̄竹紫 ̄|       

18 :名無しさんだよもん:01/12/26 21:16 ID:6MEaefDF
>>13
目的…ですか。
他の案では魔王討伐っていうのがあったんですが、
それは一つのパーティ、または戦闘系のキャラばかりの話になりそうなので除外しました。

その点、秘宝争奪戦はいくつかの流れを作っていけばそれなりに長引くと思います。

・秘宝の数
・秘宝までの経緯 遺跡を探す→モンスターとの戦闘→遺跡に入る→モンスターとの戦闘→罠との格闘
              →秘宝の発見→他パーティとの攻防→秘宝の争奪→遺跡を抜け出す→争奪→街へ(ゴール)

19 :名無しさんだよもん:01/12/26 21:18 ID:6MEaefDF
>>16
飾りです。
薬学があまりにもチャチだったので飾ってみました(w

20 :竹紫:01/12/26 21:20 ID:kvQdEnMW
>>18
     ∧_∧   
   < `∀´>     それを参考にして考えると
    (      )       一回の冒険で物語が終わりそうなのだが……
  | ̄ ̄竹紫 ̄|        キミは短編リレーで行くつもりなのかな?

21 :名無しさんだよもん:01/12/26 21:23 ID:6MEaefDF
>>20
いえいえ、秘宝はひとつではありません。
某龍玉も7つ集めないとダメだったでしょう?

秘宝の数は、話し合って決めましょう。
それに、秘宝の争奪だけでなく、サブイベント的なものも織り交ぜてもいいと思いますよ。

22 :竹紫:01/12/26 22:05 ID:nBK4M0Jp
     ∧_∧  
   < `∀´>     うむ。今企画のコンセプトはある程度理解できた
    (      )       そこで聞きたいのだが、これはリレー小説形式にするそうだが
  | ̄ ̄竹紫 ̄|        キミは肝心の書き手が集まるまで、責任を持ってこのスレを維持できるか?
                    はっきり言うが、一人でスレを維持するのは並大抵のことではないぞ
                      キミはそれが出来るのか?

23 :名無しさんだよもん:01/12/26 22:13 ID:6MEaefDF
>>22
大丈夫です。
気合いで維持していきます。
そして書き手募集age!

24 :竹紫:01/12/26 22:19 ID:nBK4M0Jp
     ∧_∧ 
   < `∀´>     ならば何も言わぬ!頑張りたまえ!
    (      )       このスレが優良スレとなることを願っているぞ!
  | ̄ ̄竹紫 ̄|        

25 :名無しさんだよもん:01/12/26 23:12 ID:eKZ3fNr0
だんだん竹紫がいいやつに思えるようになってきた…。

26 :竹紫:01/12/26 23:14 ID:nBK4M0Jp
     ∧_∧
   < `∀´>     ところで>1は書かんのか?
    (      )      
  | ̄ ̄竹紫 ̄|       

27 :切断してIDが変わってしまった1:01/12/26 23:21 ID:T/dmd68/
>>26
え?書きますよ。
ファンタジー好きですから(好きなだけ?)

28 :名無しさんだよもん:01/12/26 23:46 ID:m+tdxA9h
設定だけ考えて終わりになりそうな気がするんだが…

29 : ◆Bs.FTacM :01/12/26 23:48 ID:4wavmSs1
お、遂に立てたんだね。
>1-10辺り分かりやすくまとまっててイイかな。

秘宝は遥か昔に滅びた超科学文明のアイテムというのはどうだろう?
日用品から軍事利用できそうな武器までいろいろあるとか。
で、セリオとマルチは、遺跡から発掘されたロボットという設定にするとか。
…まあ、ゴーレムにされるのが嫌なだけなんだけどね(w

30 :竹紫:01/12/26 23:53 ID:nBK4M0Jp
     ∧_∧
   < `∀´>     とりあえずここまで設定が固まっているのなら書き始めたほうがいいぞ
    (      )      書き手を待っているのかも知れんが、活気がないところに人は集まらんからな
  | ̄ ̄竹紫 ̄|       それに書き始めてからでも設定はいじくれるものだ

31 :名無しさんだよもん:01/12/26 23:58 ID:T/dmd68/
>>28
終わらせません。絶対に!

>>29
ありがとうございます。

そのあたりは書き手さんの独創性に任せます。

>>30
わかりました。
でも、いきなり始めても仕方が無いので明日から正式にスタートするのはいかがでしょうか?

32 :nimbus2002 ◆MANAYU6. :01/12/26 23:59 ID:mll89ZTY
LIVE A LIVEの中世編っぽいのきぼんぬ…

参考↓
あの世で俺にわび続けろオルステッドーーーーッ!!
http://piza2.2ch.net/mona/kako/1002/10025/1002546198.html

かちゅでしか見られないかな。つーか俺も書こう…

33 :名無しさんだよもん:01/12/26 23:59 ID:T/dmd68/
あ、日付が変わったらすぐ明日じゃん…鬱だ。

訂正。
28日にスタートでいかがでしょうか?

34 :名無したちの挽歌:01/12/26 23:59 ID:D0HgXEni
キョロキョロ……そして現れてみたり。

魔法設定とかは無いほうが、書きやすいと思いまする。
そして薬学と麻雀の関係やいかに。

>29
 ゴーレムでもパペットでも……と考えてるウチは非道ですか?w
 もしくは秘宝そのものとか。

35 :名無しさんだよもん:01/12/27 00:06 ID:NvQnkSwt
>>34
挽歌氏も参加なさるんですか?楽しみです。

この魔術設定は案なので、これより良さそうな案があればそちらへ切り替えます。
なんでもかんでも自由だと、いい加減になると思いましたので、
身勝手だとは思うのですが、魔術のほうは勝手に決めてしまいました…
すいません…

36 :竹紫:01/12/27 00:20 ID:QsD6awWP
>>32
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/6741/livalv88.mid

     ∧_∧   
   < `∀´>     さ、最高だーーーーー!!
    (      )       ……と、スレに関係ないことで叫んでしまった
  | ̄ ̄竹紫 ̄|        

37 :名無したちの挽歌:01/12/27 00:21 ID:iwDQxcGS
>>35
 リレースレから派生した、すべてのスレに一応目を通していますです。
 お気に入りのスレを探索中ー。

 自由であればあるほど書きやすく、一方で破綻しやすくもあるので、
 纏めるのも良い手でございます。
 でき得るならば、細かくしすぎない程度で。

 白黒両方またいだ者は存在し得ないのだろうかしら、とか。
 全キャラ中、1〜3人くらいは許されますかね?

 あと銃ですが、先込めの単発銃くらいでしょうか。
 保持率は……黒魔術師と、どちらが多いのでしょう。
 どうも銃>黒魔術に読めますが、かなり火薬テクノロジーの発展した
 世界なのでしょうか?
 例えば、先込めの臼砲なども存在するような。

38 : ◆Bs.FTacM :01/12/27 00:25 ID:/gAHgBIo
>>9,>>34
薬学を甘く見ないで欲しいね。
火薬・毒薬・媚薬・ドーピング。いろいろ美味しい使い方があるのだよ。

魔術だけど、現象を具現化させる強いイメージさえあれば、どんな呪文でもOKってことにしない?
「舐めないでよっ」で火炎を具現化したりとか。

とりあえず、最初にやりたい・やって欲しい、登場キャラ・ダンジョン・秘宝の
アンケートでも取ってみるといいかも。

あ、あと、>1はこのスレの進行役やるみたいだからトリップつけたら?

39 :名無したちの挽歌:01/12/27 00:37 ID:iwDQxcGS
>>38
 甘く見てはいません……だって、薬学出ですから……。
 今はバイとかも売ってますし……。

 ……でも麻雀は、出来ないですよ?w


アンケートは必ず意見が分かれまする。
それでも行うならば、すべての意見を満足させるのは不可能であることを、
明記して行うとよろしいかと存じます。

40 :名無しさんだよもん:01/12/27 00:39 ID:NvQnkSwt
>>37
うー…そうですねぇ…

白黒両方修得者…いるとしたらよほど魔術の資質に長けた者か、努力家な者です。

時代はまだ剣と魔法が主流で、銃は技術がなくては扱い難く、製作コストも高いことから軽視されているようです。
個人的には銃<黒魔術で。

しかし、大砲などは戦争などで使えるため、砦や城などに備え付けられていたようです。

>>38
厨房な質問なんですが、トリップって何ですか?(w

41 :竹紫:01/12/27 00:43 ID:QsD6awWP
http://game.2ch.net/test/read.cgi/leaf/1007191678/l50

     ∧_∧  
   < `∀´>     名前欄に半角の#を打ち込み、その後ろに適当な文字を入れてみたまえ
    (      )       練習は上のスレでするといい
  | ̄ ̄竹紫 ̄|       

42 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/27 00:47 ID:NvQnkSwt
>>41
できました…

43 :名無したちの挽歌:01/12/27 00:54 ID:iwDQxcGS
>>40
 だいたいの目安として……

 白黒魔術習得者が1〜3人につき、火薬等テクノロジ習得者が5〜10人、
 黒魔術習得者が10〜15人、白魔術習得者が15〜20人。
 こんな感じでしょうかね?

44 :竹紫:01/12/27 00:55 ID:QsD6awWP
http://sakura2.room.ne.jp/~boogie/iwakiri/source/030.lzh
     ∧_∧ 
   < `∀´>     トリップの文字はこれで検索できる
    (      )       どうしても使いたい文字があるのならこれで検索してみたまえ
  | ̄ ̄竹紫 ̄|      

45 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/27 01:02 ID:dzJKciWc
>>43
ええと…

火薬技術を習得したかった人は火薬についてどっぷり研究し、
薬学は白魔術への通過点に過ぎないと考える人は、習得したら素通りってな感じでいいかと…

黒魔術も同様に、ネクロマンサーの道を歩む人は、他の分野には手を伸ばさず、死霊術にどっぷり…

習得者制限まではしません…
個人的には同じくらいの人数で…

46 : ◆Bs.FTacM :01/12/27 01:03 ID:/gAHgBIo
>43
何か分かりにくい。
単純に、
黒魔術師:白魔術師:黒白魔術師=1:1:0.1
くらいでいいんじゃない?

銃器・火薬等のテクノロジーは、古代文明の再利用か独自発展かどっちにする?
普通に考えると後者かな?
個人的には前者にしてみるのも面白いと思ってるけど。

47 :名無しさんだよもん:01/12/27 01:06 ID:IKIEuemm
モンスターで鈴木土下座衛門出していい?(w

48 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/27 01:08 ID:dzJKciWc
>>46
古代文明・オーバーテクノロジーを発掘、研究している人物を練りこんでも面白いと思いますよ。

あと、白魔術、黒魔術のほかに、基本魔術なんてのも閃いちゃったんですが…

1リットルくらいの水が出せたり、火の粉を出せたり、大音響を発したり、光源を作ったり…初歩的な魔術…ダメ?

49 : ◆akaneZrY :01/12/27 01:09 ID:SD4r6dHo
>>46
銃、火薬は古代文明の技術ってのがいいかなあ。
それ以上発展する可能性が制限できるし。

50 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/27 01:15 ID:dzJKciWc
火薬・製紙・印刷・羅針盤…このくらいの技術は最低限必要…ですよね?

51 :名無しさんだよもん:01/12/27 01:15 ID:x9vzNL2t
俺、漫画を魔法扱いで考えてた
・空間に物質を描くことによってその物質を具現化させる
って奴
こういうのってアリですかね?

52 : ◆akaneZrY :01/12/27 01:15 ID:SD4r6dHo
>>48
それなら、黒魔術の「攻撃魔術」を「物理魔術」に変えてひっくるめればどう?
他種の魔術間の高等下等はなしにして。

53 :名無したちの挽歌:01/12/27 01:17 ID:iwDQxcGS
うーん。難しいですな。
実は、クリスクロススレなみに厳しいスレなのかもしれず。

>>45
 白黒の各ジャンルは、下等なものを習得してから上等なものへ移行するわけですか?
 薬学を知らない白魔術師は居ない、というように?

 そうすると、薬学どまりのキャラを書く人は減ると思いますが……いかがでしょう。

>>46
 葉鍵キャラ集めてSSすると、せいぜい百数十人が限界。

 その中で、どの程度の人数が魔法キャラとして存在するのか(=どの程度貴重なのか)が
 知りたかったわけです。

54 :名無しさんだよもん:01/12/27 01:23 ID:Nl4t+WT/
あ、ついに立てましたか・・・
正月空けたら発表しようかと思ってルールの構想を練ってたんだけど
28日スタートじゃ発表できるかちと怪しい・・・
コミケ前日スタートのリスクを犯すよりは正月3ヶ日明けの
来年4日スタートにしません?

55 :nimbus2002 ◆MANAYU6. :01/12/27 01:23 ID:D+gvoQaM
>>49
となると「砂ぼうず」に魔法の世界って感じ?
あと魔術体系宗教概念に沿った方が面白いかも、とかオモタ。

たとえば

日本系→神卸し
ケルト系→(…よう知らん)

とか。つーかでも神卸て何が出来るねんって言われたらそれまでか…

56 :竹紫:01/12/27 01:23 ID:QsD6awWP
     ∧_∧
   < `∀´>     >>45についてだが、薬学と白魔術を一括りにするのは止めたほうが良いと思うが
    (      )       世の中にはまともな文章が書けないのにシナリオライターをしている者もいるからな
  | ̄ ̄竹紫 ̄|     

57 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/27 01:25 ID:NvQnkSwt
>>52
高等下等をなくすと、回復貴重主義が崩壊します。
マターリ路線をまもるなら回復が多めでもいいんですが…

>>53
薬学どまりのキャラ…薬学専攻のキャラ…

いっそ、白でも黒でも関係無しに、「召喚術と対魔術専門」とか部門別にしても…とか言ってみるテスト。

まぁ、いろいろ考えてみましょう。

58 :nimbus2002 ◆MANAYU6. :01/12/27 01:25 ID:D+gvoQaM
つーか俺がいってることさっきから電波ぽい(鬱
とりあえず傍観してた方が安全そうです…

ゴメソ…

59 : ◆Bs.FTacM :01/12/27 01:30 ID:/gAHgBIo
魔術の高等・下等区分はやらない方がいいと思う。
理由は晩歌氏と同じく、薬学キャラがあまり良い扱い受けなさそうだから(w
まあ、どうしても区分するなら薬学は魔術扱いしない方がいいかな。

ファンタジーなんだし、フィルスキャラと雀鬼キャラは必ず出すべきだと思ったり。

60 :名無したちの挽歌:01/12/27 01:31 ID:iwDQxcGS
>>57
 設定相談スレと化してしまう気もするので、それなりのところで見切り発車していただきたい気が
 しないでもなく。

 それでは、様子見に移行します。
 頑張って下さいまし。

61 : ◆akaneZrY :01/12/27 01:31 ID:SD4r6dHo
>>57
高等下等についてですが。
黒魔術と白魔術ではカテゴリの幅が違う気がします。
すでに提示された白魔術は下等高等が必要だとは思いますが、
黒魔術に関してはそういう分類はいらない気がするのですが…。
うーん。

62 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/27 01:38 ID:dzJKciWc
わかりました!俺も男だ!スパッと決めるぞ!!

魔術間の高等下等は一切無し!
好きな魔術ジャンルを選ぶ形にします。

ただし、白魔術の中の治癒魔術だけは難しいジャンルで、
その中でも重傷の傷を癒せるのはエリートクラスの治癒魔術士のみ。

こんなカンジでどうですか?

63 : ◆akaneZrY :01/12/27 01:40 ID:SD4r6dHo
>>62
私が言うのもアレですが、賛成です〜。

64 :nimbus2002 ◆MANAYU6. :01/12/27 01:47 ID:D+gvoQaM
>>62
俺も賛成です。
ていうかそれより遺跡やダンジョンをきっちり枠組みつくっておかないと延々続きそうですよ〜…

じゃ、もう一度潜ります〜…茶々入れる感じで本当ごめんなさい…

65 :名無しさんだよもん:01/12/27 01:53 ID:x9vzNL2t
白魔術は

高い←干渉難易度→低い
他者・自分・魔族・悪霊・物質

程度の認識でいいのでは?

66 : ◆Bs.FTacM :01/12/27 01:59 ID:/gAHgBIo
>>60
設定相談スレはそれはそれで楽しいと思ったり。
つか、見切り発車しすぎると無茶苦茶になるしね。

>>62
それでいいと思う。

>>64
ダンジョンや遺跡以前に、大陸や国をどうするのかを決めないといけないかも。
大国2つとそれに挟まれる小国あたりがベストかな?

67 :名無しさんだよもん:01/12/27 02:01 ID:VOhQURJ8
>>65
そうなると…また組み直しになりますが(汗

>>66
大国Aは平和な国、大国Bは帝国でケテーイ!(w

68 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/27 02:02 ID:VOhQURJ8
トリップ付け忘れ&sage忘れスマン…

69 :名無しさんだよもん:01/12/27 02:06 ID:Nl4t+WT/
・魔力レベル制
魔法使用可能なキャラクターは、
魔力を消費する事で習得している好きな魔法を使用することができる。
冒険者が魔法を使用する際に消費する魔力量には3段階のレベルがあり、
同名同効果の魔法であってもレベルによってその威力は異なる。
(FFのファイア・ファイラ・ファイガのようなイメージ)
各レベルの使用回数は、およそ「9:3:1」
ただしこれは絶対ではなく、残り魔力に関しては「大体この位」で管理する。
攻撃魔法の威力は、レベル1でザコモンスター一体を一撃で倒せる程度。
レベル2で広域に効果を及ぼすなどの変化があり、
レベル3なら上級モンスターに対して有効な威力となる。
FFのクエイク・メテオのような天変地異クラスの魔法(レベル4)は
バランスを崩壊させる恐れがあるので、イベント限定にしてもなるべく使用をさける。
一部の魔法に関してはレベルに制限をかける(回復魔法はレベル3限定・・・など)

作中でキャラに魔法を使用させる場合は、どこかに必ずレベルを明記する。


と、言うわけで今まで考えてたリレー用魔法設定です。
魔法の種類や効果についてはギリギリまで書き手に任せる、という方向で考えてます。

70 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/27 02:18 ID:VOhQURJ8
>>69
それ、使えると思います…

あとは、キャラごとにビギナークラス、マスタークラスなどのレベル別のキャパシティを作れば完璧かと。

71 :名無しさんだよもん:01/12/27 02:25 ID:Nl4t+WT/
>>66
舞台は、海に面した交易都市と言うのがポピュラーながらグッドかと。

海と国境に囲まれ、古くから旅の中継基地として栄える自由交易都市「タカヤマ」
・・・でどうかw

72 :名無しさんだよもん:01/12/27 02:30 ID:xCMWhLJI
>>71
イメージしやすくていい感じかも(笑)

73 :名無しさんだよもん:01/12/27 02:37 ID:mktL6TWN
あ、面白いスレ発見………。
文明のレベルが知りたいなぁ。銃マニアな葉鍵信者(笑)としては、
30〜60秒に1発なキャノンロック(様は火縄銃)レベルなのか、
10〜20秒に1発撃てる単発ピストルが発明された頃か。もちっと先か。

まぁ、少なからず普及されてるなら、どっかの天才秋k………科学者が(汗)、
遠からずリボルバーなんて作り出しそうだけど。

と書いてたら、それらしいのが書いてあったよ(滝汗)。
では、寝る前に第2の質問。死者蘇生の秘法については、まだ詳しい詳細(笑)は無いですか?

74 :◆mYCw53h6 :01/12/27 02:41 ID:VOhQURJ8
ビギナークラス  魔力使用量が少ない魔術が使用可能
ミドルクラス   魔力使用量が中程度の魔術が使用可能
マスタークラス  魔力使用量が大きい魔術が使用可能
ビショップクラス 魔力使用量が特大の魔術が使用可能

どう?

>>73
銃に関しては縛られていないのである程度は自由だと思われます。
書き手さんのセンスにお任せです(w
治癒魔術に関して言えば、死者蘇生は術者に多大な負担がかかり、死を招く危険があるため禁術とされています。
その他の蘇生法は……未定(w

75 :名無しさんだよもん:01/12/27 03:05 ID:Nl4t+WT/
>>73
個人的には、(例えば)村娘でもオークの群を倒せるような武器は
ご遠慮願いたいところなんだけど・・・
火縄銃の1本位ならあってもいいかな?

>>74
ビギナー :レベル1を3〜5発程度。それ以上のレベル使用不可。
ミドル  :レベル2を3〜5発程度(レベル1を9〜15)。レベル3使用不可。
マスター :レベル3を3〜5発程度(レベル2を9〜15)。
ウィザード:レベル4を1発。それ以下は適当にw(イベントキャラ限定)。

この位具体的な方がしっくりくるかと。

76 :◆mYCw53h6 :01/12/27 03:13 ID:VOhQURJ8
>>75
具体的過ぎると設定縛りでガチガチになってしまいます。
ある程度柔軟なほうが独創性があり、物語が広がると思います。

書き手さんが書きやすい環境に整えるのが一番かと。

77 :75:01/12/27 03:13 ID:Nl4t+WT/
って、これだとマスタークラスはレベル1を約45発も撃てるのか!?
むぅ、調整必要か・・・。

78 :75:01/12/27 03:16 ID:Nl4t+WT/
>>76
確かに、「各レベルが使用可能」位の方が丁度良いかも・・・
・・・早速ボロが出たし(汗

79 :名無しさんだよもん:01/12/27 03:18 ID:JojjsiaS
>>76
それ言うなら69のあたりですでに……

80 :◆mYCw53h6 :01/12/27 03:20 ID:VOhQURJ8
>>79
それなら>>69の設定をも少し大まかにして、ボカシをいれてみてはどうでしょう?

81 :75:01/12/27 03:29 ID:Nl4t+WT/
駆出しはレベル1を3〜5発程度
上級者になるとレベル3を1〜2発程度使えるようになる。

こんな感じで下限と上限だけをゆるく決めておくのが
1番飲み込みやすいかも。
これ以上キツくすると縛りになるし、
ユルくしすぎるとルールとして用を為さなくなるから。

82 :名無しさんだよもん:01/12/27 03:30 ID:JojjsiaS
ぶっちゃけ、「すごい人はすごい魔法を使える」程度でいいと思うんですよ。
細かい魔法についても、体系だてて分けるんじゃなくて、1人1体系持ってるってくらいに。
情報収集系の魔法しか使えないけど大きいのを連発できたりとか(イメージ:志保)、
他の魔法が一切使えないのに何故か治療魔法使えるとか(イメージ:何故か観鈴)、
人形動かすしかできないのに命がけで一発だけ大魔法撃てるとか(誰とは言わん(w)。
ブードゥーにルーンに降神術にMADALTOにと、いろんな魔法が入り交じるような感じの方が、
作者がいろいろ動かしやすいと思いますし。

気になるのは、「全人口中、及び全参加者中のどのくらいの割合が魔法を使えるか」ってとこですか。

とまあとりあえず言いたいことだけ言ってみましたが。

83 :名無しさんだよもん:01/12/27 03:41 ID:Nl4t+WT/
>>82
すごい人に関してはそれでもいいと思うけど
すごくない人に関してはある程度の共通基準を設けなくちゃいけないと思う。

「レベル制」ってのはあくまで書き手同士のサインみたいな物で、
細かい体系に関しては書き手の自由でいいかと思ってますが。

84 :名無しさんだよもん:01/12/27 03:41 ID:mktL6TWN
(ファンタジーだし)銃は単発式の物のみ。という設定で宜しいでしょうか?
(単発式ならOK、とも言う)

ブードゥーにルーンかぁ……個人的には、マントラに符術歓g………ゴホゴホ。
マニアで済みません。とりあえず、回線切って寝ます。

>>82
>>6に「魔術師は貴重」と書いてあったので、日本で
「東大、慶応、早稲田(以下略)」に入学したことのある人。ぐらいの割合と自分は認識。
あくまで、全人口中ですが。全参加者になれば、もっと割合は上がると思ってます。

85 :◆mYCw53h6 :01/12/27 03:48 ID:dzJKciWc
これ以上細かい設定は、物語が進めば自然に構築されていくと思います。
書き手さんは、細かい設定はとりあえず置いといて(w
まず書きたいものを書いてください。

例えば、あかりを死霊術士にして書きたい場合、

【あかり、死霊術士、ランク・ビギナー】

とか機械的に書かずに、

「待ってよぉ、浩之ちゃん」
「……あのなぁ、俺は遊びに行くわけじゃねぇんだよ!だいたいお前は何ができるんだ?」
「えっと、私…死霊術士になってまだ半年なんだけど…」
「は、半年!?……で?何ができるんだ?」
「フライドチキンの骨を動かすくらいならできるよ?」
「…………」

こんなカンジで物語りにさりげなく混ぜ込むくらいでいいと思います。

みなさんはこれでOKですか?

86 :名無しさんだよもん:01/12/27 03:56 ID:JojjsiaS
>>85
いいんじゃないっすか。まあ1、2日くらいは意見募集した方がいいとは思いますけど。


個人的には、みさき先輩を言霊使い、澪をルーン使いにしてみたいんだよなぁ(w

87 : ◆akaneZrY :01/12/27 04:05 ID:SD4r6dHo
>個人的には、みさき先輩を言霊使い、澪をルーン使いにしてみたいんだよなぁ(w

いいなあ、それ(w
でも、28日スタートではなかったっけ?

88 :名無しさんだよもん:01/12/27 04:09 ID:lkFw4epk
マジシャン大量発生のヨカーン。戦士系少なくならないか?

…いや、それでいいのか。モーニングスターぶん回す長森とかクレイモア持って暴れ回る名雪とかヤだしな(w

89 :◆mYCw53h6 :01/12/27 04:15 ID:dzJKciWc
28日スタートと言ってしまったが、この日はコミケ前なんだよなぁ(自分は逝かないけど…)
ものすごく書き手さんに優しくない企画だと悟った(w

スケジュールが厳しいなら>>54の設定に従うという手もあるけど…

90 :名無しさんだよもん:01/12/27 04:32 ID:JojjsiaS
>>88
みさき先輩は盲目の武闘家でもいいんですけど。気でなんでもわかっちゃうよ。でもらっきょはダメなんだよ。

ていうか、魔法ありなら気功やら必殺技やらもありでいいんでしょうか?
住井に地球剣愛国富士山落としを使わせてよいのでしょうか?(w

91 :名無しさんだよもん:01/12/27 04:46 ID:9Ynl4D+f
なぜだ!? なぜこのスレが荒れないんだ!? ( ̄▽ ̄

92 :名無しさんだよもん:01/12/27 04:53 ID:7B/cxZLq
>>90
似非ファンタジー萎え、ライトノベル板にでも逝ってろ。
とアラして見るテスト。

93 :名無しさんだよもん:01/12/27 05:04 ID:TugCFrTG
>>92

似非ファンタジー―>リアルファンタジー―>リアルリアリティー
と連想してみる独り言

94 :名無しさんだよもん:01/12/27 05:05 ID:3hNyNo0X
>>92
似非の方がいいだろ
中世のトイレ事情だとか食事作法まで真剣に考察されると萎える
どうせなら時空魔法、青魔法、赤魔法、陰陽術、密教、修験道、算術士、も居れちまえ

95 :名無しさんだよもん:01/12/27 05:11 ID:8h0EQQkh
ナギーに月落とさせたいので天動説世界は困る

96 :名無しさんだよもん:01/12/27 05:57 ID:JojjsiaS
>>94
中途半端にFFTだなおい(w

97 :◆mYCw53h6 :01/12/27 06:15 ID:VOhQURJ8
術の種類については縛る必要は無いかもしれません。
色々な術があってもいいと思います。まぁ、その辺は書き手さんの独創性に委ねます。
初っ端からあまりにも強力な術や、ズルい術、いくらなんでもそりゃないよってな術はヤバいと思いますが。

てか、いつまで起きてるんだ俺(w

98 :名無しさんだよもん:01/12/27 06:56 ID:ClxZf4/P
漏れの脳内ではすでに佐祐理さんはマトリフ師匠並の大魔導師です..(w

99 :名無しさんだよもん:01/12/27 07:26 ID:Ufz4ef6Y
>>94
やっぱり茜は白魔導師なのだろうか…

100 :名無しさんだよもん:01/12/27 07:32 ID:qI8BHrvg
漏れの脳内ではすでに秋子さんんはホ・ラガ並の危険人物です..(w

101 :名無したちの挽歌:01/12/27 08:11 ID:oQupazhH
おはようございます。

昨晩の書き込みを読んでいただければ、お分かりでしょうけれども、
挽歌としては、>>82の意見に対して、しなやかに同意でございます。
すごくない人は、すごくない魔法がすごくない程度に使えるぐらいでw

知りたいのはやはり、登場葉鍵キャラ中の比率ですね。
レス内にも魔法使い大行進を危惧する声があるように、ガイドラインは
必要だと思います。
異文明キャラ(和風・中華風・その他異民族)の比率も決めると、更に
よろしいかと。

そういう意味で、一案上げたのが>>43ですが、「同数くらいで」という
ご返答があったので、白黒両方が1〜3人、黒10人、白10人、銃10人
異民族異文明10人ぐらいでしょうか?
葉鍵キャラは100人ちょいですので、これ以上だと、貴重という感じには
ならないでしょうし。

102 :名無したちの挽歌:01/12/27 08:12 ID:oQupazhH
それと>>85ですが、リレー的には最後に【カッコ】で纏めておいた方が
親切だと思いまする。

もちろん、文章中に織り込みつつ紹介した話の最後で。
装備等も纏めると、更にリレーしやすくなります。

103 : ◆Bs.FTacM :01/12/27 09:52 ID:fNQg9v49
>101
葉鍵キャラは名前があるキャラだけで150人くらいはいたような。
ところで、ゲーム本編での人間関係は大体反映するってことでいいの?

戦士系キャラ候補でも考えてみたり。
ティリア・アレイ・耕一・柳川・浩之
浩平・住井・七瀬・みさき(心眼)・祐一・名雪・香里・北川etc

武道家系キャラ候補
綾香・葵・坂下

雫の電波使いとMOON.の不可視の力使いは魔術師系にするといいかも。

104 :あまとう ◆akaneZrY :01/12/27 12:01 ID:HrJKsuiG
識字率や筆記媒体の普及率はどうしよう?
澪の意思伝達能力にかかわるのですが(w
羊皮紙って大量生産できないからそうそう手に入ることはないだろうし。
思い切って紙が普及してることにします?
んで、一般の人はみんな読み書きできる程度。

あと、心眼みさきはアリなんでしょうか?(w
私はライトノベルでなく中世ヨーローッパを想像してました。
うーん。まあ、アリかなぁ。心眼も魅力だ(w

105 : ◆akaneZrY :01/12/27 12:20 ID:HrJKsuiG
コテで書いてしまった……。

物語スタートに関してですが、あんまり間置くとクリスクロスのようになりそう(汗
こういう盛り上がってるときにすぐ始める勢いも大事なのではないかと思います。

私は28日スタートでもいいという一意見でした。

106 :名無しさんだよもん:01/12/27 12:32 ID:+8JsDH4B
おまえモナー

107 :名無しさんだよもん:01/12/27 14:36 ID:vIUJgUX9
 最萌え参戦だけで女128人男32人、人数オーバーで蹴られてるのが何人
かいるし、書き始めて数ヶ月でうたわれるものとクラナドが出る。全部あわせ
れば200に届くか届かないかになると思われ>葉鍵キャラ

 それはさておき、
>銃
 はやっぱ種子島レベルですかね。単発式銃っても意外に時代が長くて種類も
性能も違ってくるので、適当な統一基準が必要かと。

 ライトノベルにしちゃうと、強さのインフレが起こる気がしますな。竜殺し
の綾香とか……まぁそれはそれで萌えだけど(w

108 :◆mYCw53h6 :01/12/27 14:52 ID:eE58QozS
銃はそれなりに連発が利いてもいいと思います。
それと、魔術は自分が作った案のみでなく、みなさんが思いついた魔術を使ってください。

魔術の案は、いきなりSSで書いて発表せずに「こんな魔術はどう?」ってなカンジで提案してから書いてください。
俺もいくつか思いついたので…

補助魔術と対魔術…統合してもいいと思うんですがどうでしょう?

それと、自然術という魔術を考えてみた…
自然術とは樹や石、水、砂や火に宿る力を引き出し、利用する術。
利用できる自然物の量は、術者の力量に比例する。

例:樹の枝を鳥にして相手にぶつける。石の盾で攻撃を防ぐ

長所:森林や砂浜などの自然物が多い場所での戦闘が有利。
短所:鉄、鉛などでできた部屋では利用できる自然物はなく、無力。

109 :名無しさんだよもん:01/12/27 14:54 ID:TRbQHuIu
すでにコテハンばっかりでばってる時点でこの企画失敗だよなー

110 : ◆akaneZrY :01/12/27 15:01 ID:HrJKsuiG
銃ですが。
全体の武器や魔術のバランスを崩してしまいかねません。
銃の怖いところは「誰にでも扱える」という一点だと思います。
ということは、裏を返せば「銃を扱える人を制限する」のことでいいのではないかと。
銃の性能自体は二の次だと思います。

>>108
魔術はいきなりSSで発表してはだめなのですか?
いろいろ主張しといて何ですけど、そこまでの規制をかけるとやりづらいのですが…。
すでに設定過剰な雰囲気もしますし。
それとも何かお考えがあるのですか?

111 :名無しさんだよもん:01/12/27 15:07 ID:HrJKsuiG
>>109
トリップ付けは書き手の意思表示にすぎないかと。
物語が始まれば人も集まってくるでしょう。
……だから勢いあるうちに始めてもらいたい…。

112 :名無しさんだよもん:01/12/27 15:12 ID:/DyT5HEn
一人一異能くらいが収集つかなくならなくていいんじゃないでしょうか。
ハカロワでいうところの支給武器みたいに。
というかジョジョのスタンドみたいな。
いきなり用語が多いと参加しにくいよぅ。

113 :名無しさんだよもん:01/12/27 15:14 ID:vIUJgUX9
 なら、火薬が極端に貴重な代物にすればいいんじゃないか>銃を扱える人を制限
 黒色火薬を硫黄が豊富に取れる火山帯には火竜が住み着いていて、命懸けでないと採取できないとか。
 だから軍の銃士隊や貴族、富豪といった階級層しか所有できないと言う方向で……

 まぁ実際問題として、仮に誰でも扱えるとしても、例えばマッチロック・ガン(火縄銃)なら数が揃わないとあまり役に立たないのだけどね。

114 :名無しさんだよもん:01/12/27 15:18 ID:TRbQHuIu
こんなクソかったるい設定、新規書き手が読むとは思えない
ハカロワの時だって、過去ログすら読まない奴の嵐だったじゃん
削れ削れ

115 : ◆akaneZrY :01/12/27 15:19 ID:HrJKsuiG
>>113
なるほど。
それなら納得いきますね。

>>112
うーん。みんなすごい実力というのも惹かれるものがある…。
でもまあ、異能がいたり弱っちい人間がいたりいろんな人がいるのがいいな。

116 :名無しさんだよもん:01/12/27 15:24 ID:vIUJgUX9
>黒色火薬を硫黄が豊富に取れる火山帯には火竜が住み着いていて、
 いかん、我ながら意味不明だ(w
 黒色火薬精製に必要な硫黄が豊富に取れる火山帯には、だな。

 まぁ、あまり細かな設定作っても某ガープスみたいに使いにくい代物になるのは確かだろうな。
 そこらへんはファジーな部分を多く遺しておくほうがいいのかも。
 ところで、設定まとめといたり過去ログ放り込むサイトは誰か、立ち上げるの?

117 :名無しさんだよもん:01/12/27 15:29 ID:HrJKsuiG
んと、1さんは魔術の詳細まで決めようとしてるけど、
個人的には大まかな分類(このスレの最初のほうで出たやつ)で良いと思うのですが。
あと、治癒術は難易度高く。てな具合。

118 :名無しさんだよもん:01/12/27 15:36 ID:/DyT5HEn
>>115
異能って書いたからちょっと誤解を生じたかも。
キャラのプロフィールを書いたときに、
一行で説明できるような能力(特技)を初期状態で一人一つなにか持ってると言い換えてみる。

実力の強弱なんてのは、個々人の能力の使い方次第でどうにでもなるということで。
例えば秋子さんはものすごく強そうですが、
実は「察しがいい」だけの能力持ちかもしれませんw
なんだこりゃな能力を、危地において効果的に使うとかっこいい気がする。

119 : ◆akaneZrY :01/12/27 15:39 ID:HrJKsuiG
>>118
あ、はい。なるほど。
勘違いしたようです。

なかなかいいですね、それ。
後から参加する書き手にもわかりやすそう。

120 :◆mYCw53h6 :01/12/27 15:40 ID:IGnv6Lvh
>>110
書き手さん達が「いきなり発表したい」と言うなら自分は身を引きますが、
いきなり強力で無敵っぽい魔術(この場合は薬学士などのおおまかな分類を指します)なんかが出たら…

>>117
説明不足ですいません、>>108で言ってた自然術はおおまかな分類についての案です…
もちろん細かい魔術(召喚術のなかの一つの魔術など)については自由です。

能力者に付いてはエルフ・ハーフエルフにすれば(w

121 : ◆akaneZrY :01/12/27 15:46 ID:HrJKsuiG
>>120
んー。
強力で無敵な魔術禁止とルールで規定するのはだめですか?

122 : ◆QNDb2..6 :01/12/27 15:56 ID:/DyT5HEn
名無しでしゃべりつづけというのもどうかと思ったのでトリップつき。
ええと、ファンタジーするに際して、違和感があるところが一つ。
キャラ名が現代日本です……。

違和感なくすために、
「葉鍵キャラがファンタジー世界に放りこまれた」(ありがち
という設定を推奨してみる。
ファンタジー世界に放り込まれたとき(or修業で)
各人の能力(魔法とか異能とか)が発現したということにすれば、
いきあたりばったりで能力使えてわかりやすい。

でも、どうも>>1の目指してる方向と逆な気がしてきた……。

123 : ◆akaneZrY :01/12/27 15:58 ID:HrJKsuiG
なんか強引に納得させようとしているみたいですみません。
書き手のやる気にかかわる問題かと思ったもので。

124 :名無しさんだよもん:01/12/27 16:01 ID:vIUJgUX9
>>122
>ええと、ファンタジーするに際して、違和感があるところが一つ。
>キャラ名が現代日本です……。
 それは無分別な白人礼賛主義だ、謝罪と補償を(以下略)

 まぁマジな話、そこらへんの違和感は乗り越えるしかないのでは。
 放り込まれたとすると、100人を超える葉鍵キャラ全員の立脚点が同じ線上(右も左もわからない異邦人)になってしまって話が平坦になるし、それ以前に大量にオリジナルキャラを作らないと世界が構築できなくなる。
 オリジナルキャラは、誰も書きたくないと思うのだけど、どうだろう?

125 : ◆QNDb2..6 :01/12/27 16:03 ID:/DyT5HEn
>>124
そうか、オリジナルキャラ出ちゃいますね。
今の発言は撤回します。申し訳ない

126 : ◆akaneZrY :01/12/27 16:05 ID:HrJKsuiG
>>122
すみませんが、その新しい案には反対です。
ええと、まあ>>124さんのような理由で。
せっかくファンタジー世界という礎があるのだから、
そこでの日常を過ごしている葉鍵キャラが見たいです。

日本名でもいいじゃん、というのが正直なところ。

127 : ◆akaneZrY :01/12/27 16:06 ID:HrJKsuiG
>>125
あ、レス遅れました。
撤回されたんですね。すみません。

128 : ◆Bs.FTacM :01/12/27 16:10 ID:VPZkGn+i
>>122
名前のカタカナ表記はどうかな?
藤田浩之→フジタ・ヒロユキ
みたいに。
…別の意味で違和感があるか(w

魔術・技術は後からでも変更しやすそうだからこれくらいにして、
舞台についても話し合わない?
俺は、帝国・共和国・小国の三国が隣接してるとか面白いかなと思うんだけど。
小国に古代遺跡がたくさんあって、帝国・共和国が国を挙げてトレジャーハントに押し寄せてきて…とか。

129 :名無しさんだよもん:01/12/27 16:12 ID:vIUJgUX9
 んで、世界観構築の話ついでに。
 社会制度、というか国家はどうするので?
 やはりあらかじめ作っておくのか、作家さんの作品に委ねるのか。
 28日開始とするなら、ここらへんも決めておかないと。

 ちなみに、魔術に関しては個人的に>>121での意見に賛成。
 なるべくルールは緩くしたい……参加の門戸は大きく、かつ曖昧に開けておいた方がいいだろうし、がいしゅつだけど、そもそも過去ログやルール見ない人は多いだろうし。

130 :名無しさんだよもん:01/12/27 16:18 ID:vIUJgUX9
被った(w
まぁ主要な舞台は共和国と帝国として、それ以外の小国・部族・地域は作家さんのフリーハンドに委ねる部分が大きくても良いと思う。
作中の財閥で分けて見るのも面白いかも。
柏木家の治める帝国、来栖川の治める共和国、高倉家の治める小国みたいな感じで……そういや、鍵系って意外に飛びぬけた資産家のお嬢さまって見ないね。

131 :名無しさんだよもん:01/12/27 16:19 ID:HrJKsuiG
>>130
佐祐理さんがそこそこ?(w

132 :名無しさんだよもん:01/12/27 16:22 ID:vIUJgUX9
……うーむ、都市国家の議長令嬢ってところかな?(w>佐祐理さん
あとは皆庶民的……人外含有率は高いのだけどねぇ(笑

133 : ◆akaneZrY :01/12/27 16:42 ID:HrJKsuiG
>帝国・共和国・小国の三国が隣接してるとか面白いかなと思うんだけど。
>小国に古代遺跡がたくさんあって、帝国・共和国が国を挙げてトレジャーハントに押し寄せてきて…とか。
がなかなかわかりやすくていいですね。
その古代遺跡に秘宝が隠されていて、それが目的に冒険すると。

>小国・部族・地域は作家さんのフリーハンドに委ねる部分が大きくても良いと思う。
これにも賛成。

134 : ◆Bs.FTacM :01/12/27 16:57 ID:VPZkGn+i
大まかな国別キャラ分けとして、こんなの考えてみたり。

エルクゥ帝国(雀鬼・フィルスノーン・雫・痕の初期Leafキャラ中心)
クルス共和国(東鳩以降のLeafキャラ中心)

それと小国で、
独立宗団国家FARGO(MOON.とONEキャラ中心)
キー国(Kanon・AIR・CLANNADキャラ中心)

135 :名無しさんだよもん:01/12/27 17:00 ID:ZwS173F/
キャラをダンジョンの主とかにするのはOKですか?
微妙にネタを思いついたので。

136 : ◆akaneZrY :01/12/27 17:05 ID:HrJKsuiG
>>134
作品で国を分けるのはまずいのでは……?
と、思うんだけど私は国に関してはいい案がないです…。

137 :◆mYCw53h6 :01/12/27 17:11 ID:IGnv6Lvh
(´-`).。oO(>>4の物語の中心となる都市は一つという設定は何処へ?)

いや、書き手さんがやりたいならいいですけど(w

138 : ◆Bs.FTacM :01/12/27 17:14 ID:VPZkGn+i
>135
それ面白いかも。
ダンジョンの最深部でパーティを待ち構えるルミラ様ほか雀鬼一家とか。

>136
まあ思いついたことを勢いで書いてるだけなんで、あまり気にしないでください。
別に採用されなくてもいいし。

>137
はっ、そういえばそうだったか(汗
でも、都市が舞台と言っても結局それはどこかの国の一部になるような。

139 :◆mYCw53h6 :01/12/27 17:20 ID:IGnv6Lvh
何だかんだ言っても、あまりにも無茶な設定以外なら何をやっても自由。
葉鍵キャラでファンタジーなんて前代未聞だし、失敗しても気にしない。
書き手さんの独創性と可能性に全てを委ねられていると言っても過言ではない。
とりあえず、28日の0時スタートでいいらしいから、自分もそろそろ書き始めねば…

自分は>>108で挙げた自然術士を書いてみようと思います…

140 :名無しさんだよもん:01/12/27 17:24 ID:BM4GUvPz
 ……離してる内にすっかり忘れてた(w>物語の中心都市
 それなら、リューベックやハンブルクみたいなハンザ同盟都市がモデルだといいかも。これなら陸にも海にも舞台を求められるし、商人も活躍しやすい。
 ホームベースの設定さえ大まかにできれば、都市外に関しては、あとまわしで良いような。

141 :名無しさんだよもん:01/12/27 17:24 ID:BM4GUvPz
(……そいや、フィルスっていう唯一のファンタジーもあったねぇ……(遠い目)

142 : ◆Bs.FTacM :01/12/27 17:28 ID:VPZkGn+i
>140
自治都市ってやつだっけ。

とりあえず明日始めるんならホームベースとなる都市名だけ決めておいたらどう?
どうせなら葉鍵板と関係ありそうな都市名にするとか(w

>141
目指せフィルスキャラ大活躍(w

143 : ◆akaneZrY :01/12/27 17:34 ID:HrJKsuiG
えと、自分はルーンマジックを使います。
体の全身の動きと、印を結ぶ動作で音声を発する魔術と同等の効果が得られる設定。

144 :名無しさんだよもん:01/12/27 17:42 ID:BM4GUvPz
>>142
 そそ、皇帝から自治権認められた商人のための町(。

 都市名案……「はかぎ」、ってこれは潜水艦スレだ(w
 leaf+keyで『レフキー』なんてどうだろ?
 富豪中心の評議会が統治する共和政(もちろん中世的共和政)の都市国家。
 資産階級は当然文字を知ってるし、貧民にも教会が寺子屋を開いてるおかげである程度の識字率が保たれてる、と。

145 : ◆akaneZrY :01/12/27 17:48 ID:HrJKsuiG
>>144
うい。レフキーで書いてみまふ。

共和国、帝国、小国の3国があって、小国の古代遺跡に秘宝があるって設定は生きてる?

146 : ◆Bs.FTacM :01/12/27 17:50 ID:VPZkGn+i
>144
おお、レフキーか。響きがイイ感じ。
俺はその名前に賛成かな。

海と山に囲まれた交易が盛んな商業都市レフキー。
だがその都市には、秘宝目当てに海千山千の冒険者が集まる遺跡都市というもう一つの顔があった…って感じ?

評議会を牛耳っている富豪は、柏木・来栖川・倉田のどれかから最初の書き手が選ぶってことにする?(w

147 :名無しさんだよもん:01/12/27 17:57 ID:BM4GUvPz
 小国=レフキーってのはどうだろう?
 海運・陸運の楊松でしかも宝物の眠るダンジョンとあれば、共和国と帝国の熱視線間違いなし。
 作家さんの嗜好により、陰謀ネタも描けるかも。

148 : ◆Bs.FTacM :01/12/27 18:47 ID:5jmT4bNO
>147
いっそのこと小国→自治都市でもいいかも。

遺跡目当ての帝国と共和国に翻弄されつつも、したたかに生きる商業自治都市レフキーの人々って感じで。

149 :名無しさんだよもん:01/12/27 19:45 ID:RoZZMQdA
>>143
げげーん。
澪を「魔法のスケブ(枚数制限可能)」と「虹色の羽根ペン(希少品)」でルーン使いにしようと思ってたのにぃ。
いーもんいーもん、言霊はもらうもん。すんすん。

150 : ◆akaneZrY :01/12/27 22:30 ID:HrJKsuiG
>>149
……すみません(汗

151 :名無しさんだよもん:01/12/27 22:48 ID:RoZZMQdA
>>150
きにしたらめーなのよー。むしろたのしみにしてるのよー。

わかる人にしかわからないネタ。
江巫女(国立恵美子)の魔術形式ってすごく面白く出来そうなんだけど、
文化的に漢字使用が前提だし、やっぱヤバイかなぁ……

152 :名無しさんだよもん:01/12/27 23:49 ID:TRbQHuIu
ほんとに名無しいねぇ・・・
誰かのHPでやったほうがよくない?
10レス以上にもわたる設定読んで参加する名無しなんていないって

153 :名無しさんだよもん:01/12/28 00:20 ID:RbIFBXr4
取敢えず決めておくと良いかな〜と思った事幾つか。
思いつきなので、いらないならいらないと言っちゃって下さい。

1)お金は「金貨1枚=銀貨10枚」
2)待ちの門は朝6時に開き夕方6時に閉る。
 1時間前に教会の鐘が鳴って門の開閉を知らせる。
(移動だけで数日飛ぶ事が予想されるので12時間単位で時間軸を調整する)
3)"キーアイテムの数/2"章(+最終章)立てにして、
 「1章につきキーアイテムふたつ・出立できるパーティ5パーティまで」
(開始一週間くらいでいきなり10パーティ以上が出立して、
 早い者勝ちでキーアイテムGet!・・・な状態を防ぐため。
 超えたからと言って即NGではなく、ひとつの目安程度に)
4)結局「魔力レベル制」と言うのは適用するのか?

154 :名無しさんだよもん:01/12/28 00:25 ID:YIcrDK7r
なんか最初からこんな暗いのでいいのか悩んだけど
とりあえずうぷさせてもらいまふよ。

155 :棄てられた秘宝塔(1):01/12/28 00:28 ID:YIcrDK7r
"お母さんを助けて!"
――純粋な願いだった。病気の母を助けたいという純粋な願いが生み出した"力"…

『化け物!』
『これは魔法なんかじゃない!こいつは魔族だ!』
『だから反対したんですよ!よそものを村に入れるなんて…』
おとな達が凄く怒ってた。あたしは怖くて震えた。お母さんはただ悲しそうに黙ってた…。

母と子の二人は村の外れの森にひっそりと建っている高い塔の最上階に幽閉される事になった。
誰がなんのために建てたのか、もう誰も知らない古い古い塔…。
村人達が出した結論は実に人間的なものだった。見た目は自分達と同じ人間の可愛らしい幼子と美しい母親を火炙りにするのはあまりに残酷だと考えたからだ。
『そのまま飢え死にしてくれればいい』
村人達はあまりに人間でありすぎたため最も良心が痛まない方法で、最も残酷な手段を用いたのだ。

お母さんは日に日に弱ってく、あたしもお腹が空いてあまり動けなくなった。でも泣かなかった、泣いたらお母さんが悲しむから…。
ある日、お母さんが言った。
「…舞。」
「なあに?」
「これから言う事を良く聞いて…。お母さんはね…もうすぐ"秘宝"になるわ…。」
「ひほう?」
「私達の一族はね…死んだら皆"秘宝"になるの…。」
「いちぞく?ひほうってなあに?」
「そうしたら…怖い人達がたくさん来るわ…。舞は…私を置いて…早く…逃げなさい…。」
「嫌だよ!ずっと一緒…お母さんとずっと一緒だもん!」
「ま…い……。」
「お母さん!…お母さん?お母さんっ!?起きてよ!死なないで…一人は嫌だよっ!」
――その後、お母さんはあたしの手の中で小さな玉になった。

156 :棄てられた秘宝塔(2):01/12/28 00:29 ID:YIcrDK7r
お母さんの玉はきれい。とてもきれい。
お母さんを見てると嫌な事も悲しい事も全部忘れられる。
怖いおとな達。あたしをいじめる子達。お腹が空いてる事。
お母さんの玉はきれい。とてもきれい。
あんまりきれいだったから…怖い人達が来た。
おとな達はあたしからお母さんを取り上げようとした。あたしは必死でお母さんを守ろうとしたけどおとな達の力はすごく強くてお母さんはすぐに取られちゃった。
悔しくて…悲しくて…お母さんが持って行かれそうになったから、あたしはもう一度だけお願いをしたの。
"お母さんを助けて!"
――そうしたら"魔物"が来た。

あれから…私はずっとこの塔でお母さんを守ってる。時々怖い人達がやってくるけどみんな"魔物"が追い返してくれる。
不思議とお腹も空かなくなった。体もあれから成長しなくなった。私はもう人間じゃないのかもしれない…。
それでもいつかは弱って死ぬんだと思う。私もそれでいいと思う。
だって私は…生まれてきちゃいけなかった子だから…。

そして十年以上の時が経ち…『棄てられた秘宝塔』と呼ばれたそこは魔物が出現すると噂され村人は一切近づかない場所となった。
秘宝の噂を聞き、数々の冒険者達が塔に挑戦したが、皆ほうほうの呈で逃げ帰っていった。
冒険者の中には小さな女の子の霊を見たという話もあるが真偽の程はさだかではない。


         そりゃあびっくりしたぜ!
             なんたってなんにも見えやしねぇんだ。
                なんも無いと思ったところで背中からバッサリと
                   見えない爪で引掻かれたんだからよ!

       ――酒場のある盗賊の酔った勢いのヨタ話より抜粋――

157 :名無しさんだよもん:01/12/28 00:34 ID:YIcrDK7r
>>155-156
ダンジョン案その@って事で、クエストのプロローグみたいな感じです。
BOSSはちびまいって設定ですがこれだと大きい方の出番が無くなるので力から解放してあげたら急に成長するって事で、ファンタジーだし(w
誰か攻略レスを続けてくれると嬉しいですが設定が邪魔臭かったら無視して良いです。

158 :名無しさんだよもん:01/12/28 00:36 ID:CFvpC8nT
>>154-156
このSSは>>1の作品なのか?御伽噺風でいいな。
できれば採用した設定をもう一度まとめてくれ・・・・。

159 :◆mYCw53h6 :01/12/28 00:47 ID:rH/q/adc
>>1にはこんなに素晴らしい文章力はありませんぞ(w

160 :◆mYCw53h6 :01/12/28 00:59 ID:rH/q/adc
魔術設定について。
魔術のおおまかな種類〜詳細までは基本的に束縛しないので自由に書いてください。
自分も勝手に自然術なるものを作ってしまったくらいですから(w
でも、あまりにも強力過ぎるもの、ズルいものはダメですよ?

銃について。
これも細かく口出ししないでおきます。
しかし、町人の誰もが持っていたり、酒場のおっさんがライフル構えて暴れたりとかは無しで…
バルカンだとかマシンガンもダメ(w
あくまでも銃は高価で貴重…そして異端なものとだけ設定しておきます。

都市及び国につて。
共和国Aと帝国B、小国が3つほどと、物語の舞台となるレフキーなる都市がある…
とだけ設定しておきましょう。
補足や詳細は書き手さん達が自由に決めてください。それなりに。

161 :名無しさんだよもん:01/12/28 01:01 ID:YIcrDK7r
>>158
僕は1さんじゃないですけど確かに設定をわかりやすく書かないと不親切でした。
えっと

・場所はどこか辺境の村
・村人は魔法使いに友好的ではない(過去に魔女狩り経験あり)
・塔の内装、トラップその他未定(次の書き手さんに委任)
・塔には魔物がいる(もちろん舞の力で見えない)
・魔物との戦いは別にガチガチの戦闘じゃなくても良し(知恵比べみたいなのも面白いかも)
・舞は十年以上ちびまいの姿のまま(舞自身は戦闘能力皆無)
・舞は秘宝を持っている(母親の形見)
・舞も死んだら秘宝になる(殺す、仲間にする、逃がすの選択も次の書き手さんに委任)
・舞の心を救ってやると17歳時の姿になる(もっといい方法があったら変更してください)
・舞と母親は魔族の血が入っていた(後で魔族絡みの話に発展させるのも○)

これぐらいかな?ていうか設定とか突き詰めると結構疲れますね(^^;
上のは参考までという事で全部変更してちゃっても無視しても構いません。

162 :◆mYCw53h6 :01/12/28 01:03 ID:rH/q/adc
カツン、カツン、カツン……
誰もいない図書館に響く靴音…
男は一直線に老人の元へ歩んでいく。
「すいませんねぇ、もう閉館なんですが……」
「いや、本を借りに来たわけではない」
「ほぉ、それでは何故図書館へ?」
「………長瀬源之助…だな?」
「ええ、そうですが何か?」
「俺は王立騎士団の特務部隊員・坂神蝉丸だ」
「王立騎士団特務部隊……女王陛下様直属の部隊が何故ここへ?」
「貴様も元特務部隊員なら察しろ。魔術師が必要だ。手を貸せ」
「ふむ……そう言われましても…私はとっくの昔に引退した老兵…
  それに魔術師なら魔術アカデミーに行けばよろしいのでは?」
「魔術アカデミーの力は借りたくない、奴らも敵対勢力の一つだ」
「……なるほど……秘宝…ですかな?」
蝉丸はピクリと反応した。
(何故この男が秘宝のことを…)
ここで『違う』と否定することもできる…
だが、これから共に死線を掻い潜る仲間にウソを吹き込んでも仕方が無い。
「そうだ」
「女王陛下様はまだそんなお伽話を信じていらしたとは」
「お伽話などではない、秘宝は実在する」
「それで女王陛下様は探索隊を編成なさったと?」

163 :◆mYCw53h6 :01/12/28 01:03 ID:rH/q/adc
「そうだ」
「そしてこの私にまた部隊へ戻れと?」
「そうだ」
「お断りします」
「何故だ?貴様は退役した後も部隊への復帰を望んでいたのではなかったのか?」
(女王陛下から聞いていた話と違う…何故だ!?)
蝉丸は源之助に詰め寄った。
だが源之助は淡々とした口調で言った。
「いえね……何て言うか…気が変わったんですよ」
「………………」
源之助のあまりの爽やかさに蝉丸は絶句した。
かつては鬼魔術師と呼ばれ、恐れられていた男のあまりの変貌ぶりに声も出なかった。
しかし、蝉丸は食い下がった。
女王陛下からの『鬼魔術師・源之助を部隊に加えよ』の命に逆らうわけにはいかない。
それに何より彼にとってこの任務が待ちに待った初任務なのだから。
「頼む、部隊へ復帰してくれ。貴様の力が必要なんだ」
「しかしですね―――――」
「頼む!!」
「………そこまでおっしゃるのなら……体力には自信がありませんがよろしいですか?」
「もちろんだ」
「………たとえ実戦経験がなくてもですか?」
「構わない」
「………仮に女性だとしても?」
「何だその例えは」
「いえ、仮にですよ仮に」

164 :◆mYCw53h6 :01/12/28 01:04 ID:rH/q/adc
「そうか…仮にか……貴様が女であっても、実力さえあれば文句は無い」
「そうですか、それじゃあ私の弟子を代わりに―――――」
「何故そうなる!?」
「体力がなくてもいい、実戦経験が無くてもいい、そのうえ女の子でもいい…私の弟子でも十分適任じゃないですか」
「知らん!だいたい貴様のが部隊へ入るという話じゃなかったのか!?」
「はい?私がいつ『部隊へ入ります』なんて言いましたか?」
「……むっ」
蝉丸は完璧に源之助のワナにはまってしまった。
蝉丸は激しく後悔した……
(『仮に女性だとしても』あたりで気付くべきだった……失策だ…)
「坂神君……どうやら君は話術に慣れていないようですね。まぁ、それでこそダマしがいがあるというものですが」
「……………」
「と、いうわけで弟子を紹介しますね」
「待て。俺は貴様の弟子などに興味は無い」
「実力さえあれば文句は無いのでしょう?」
「……その娘、腕は確かだろうな」
「足りないのは経験だけです」
「……会うだけ会ってやる」
「ふふ、そうこなくっちゃ」
蝉丸はもうヤケだった。
源之助は意気揚々に蝉丸を弟子の元へ案内した。

165 :◆mYCw53h6 :01/12/28 01:05 ID:rH/q/adc
カツー…ン、カツー…ン…
薄暗い階段を夜目だけを頼りに降りていく二人。
辺りには見渡す限り本、本、本……数え上げたらキリがない。
「まさか王立図書館に地下室があったとは……一体何階まであるんだ?」
「さあ?」
「身勝手だな……貴様はこの図書館の館長だろ?」
「ですがね、私も最下層まで行ってみたことがないんですよ」
「何?」
「確か……地下30階くらいまで降りみたんですが……」
「それからどうしたんだ?封印でもあったのか?」
「いえ、ただ途中で飽きただけです」
「……………」
蝉丸はだんだん源之助という人間がどういうものなのか理解してきた。
「私が館長就任当初、この地下の本はそりゃあもうぐちゃぐちゃの乱れ放題荒れ放題…ひどいもんでしたよ」
「それを見かねてここまで整理を?」
「やったのは私じゃなく、弟子なんですがね」
「貴様、弟子を何人とっているんだ」
「一人ですが?」
「鬼だな」
「いえ、あの子がやりたいと言い出したんですよ、本が好きだからって」
「その娘はこんな気の遠くなるような仕事を何年続けているんだ?」
「そうですねぇ…確か今年で4年目になりますかな」

166 :◆mYCw53h6 :01/12/28 01:05 ID:rH/q/adc
「……………」
蝉丸は少しだけ本の整理の様子を想像してみた。
………。
…………。
……………。
めまいがした。
「坂上君、ここですよ」
源之助は一つのドアを指した。
その扉のスキ間からはランプの光が漏れていた。
源之助の拳が扉を叩く。
コンコン……
「……どうぞ…」
中から消えてしまいそうなほど小さな返事が返ってくる。
源之助は返事を確認するとドアノブをゆっくりと回し、扉を開けた。
ギィ……
わずかなきしみを放つ蝶番……
柔らかなランプの光……
少女は一人、本を読んでいた。
「……こんばんわ…お師匠様…」
「ああ、こんばんわ、どうだい調子の方は」
「………この本と…この本には……悪魔が取り憑いています……あの…そちらの方は…」
「ん?ああ彼か、紹介しよう。彼は―――――」
「王立騎士団特務部隊員・坂神蝉丸だ」
「だ、そうだ。彩、君も自己紹介したらどうですかね」

167 :◆mYCw53h6 :01/12/28 01:06 ID:rH/q/adc
「あ、はい………初めまして……長谷部…彩です…」
「さて、お互いの紹介も済んだことだし、早速話の本題に入りましょうか」
「……お師匠様…話って?」
「彩、今から君には王立騎士団の特務部隊員になってもらいます」
「……えっ?」
「何だと?」
彩と蝉丸…二人の声がハモった。
「魔術についての知識はもう十分叩き込んだはずです……そろそろ実戦を積んできなさい」
「…あの……でも―――――」
「安心しなさい。任務が終わったらまた本の整理をさせてあげますから」
「…………わかりました…」
「そうか、それじゃあ早速旅支度をなさい」
「……はい…」
彼女はゆらりと椅子から腰を上げると、部屋から出ていった……
部屋の中に残されたのは源之助と蝉丸…
「おい、俺はまだあの娘を特務部隊へ入れるなどと言ってないぞ」
「あの子はとても優れた資質を持っています、経験を積めば立派な自然術士になれるでしょう」
「しかしだな、俺は貴様を連れてくるように女王陛下に―――――」
「それと、女王陛下に伝えておいてくれませんか?『あの時のことはこれで帳消しにしてあげますよ』…と」
そう言い残すと、源之助もまた部屋を出ていった。
(初任務早々小娘のお守……女王陛下になんと詫びれば……)
坂神蝉丸の受難はまだ始まったばかりだ。

【坂神蝉丸 王立騎士団特務部隊員 剣客】
【長谷部彩 王立騎士団特務部隊員(予定) 自然術士 ランク・ビギナー】

168 :超艦長@北:01/12/28 01:07 ID:KN418RGG
 >>160の設定は世界観に関して、>>161の今回の作者の設定は今回の小説に
関しての設定だな。
 世界観設定は、まぁ、そんなとこかな。昼間延々論じてたのは飽くまで参
考資料ってことで……あれも一応、塩鯖の垢でも取ってきて纏めて掲載しと
くのがいいんだろうけどね(w

169 :名無しさんだよもん:01/12/28 01:13 ID:eDlugkxD
>167
何という王国なのか。女王は誰なのか。とかは続きを書く人に任せるの?

170 :◆mYCw53h6 :01/12/28 01:17 ID:rH/q/adc
>>1も補足します。

・王立(以下略)がどの国の所属なのかは次の書き手さんにお任せ。
・女王陛下が誰なのかも未定。
・源之助と女王との因縁も次の書き手さん次第。
・源之助が今後戦線に復帰する可能性は今の本人の気分からして無理。
・源之助の力量……昔はすごかったらしい。

171 :名無したちの挽歌:01/12/28 01:58 ID:eH7d/DQF
毎度どうも。
一時はどうなるかと思いましたが、簡素にまとまったようですね。

結局のところ……

 【正式に採用された設定は>>160
 【ファンタジースレ本編第一話は>>162-167(解説>>170)】

……これでOKですかね?

172 :◆mYCw53h6 :01/12/28 02:02 ID:rH/q/adc
>>171
OK!!
それにしても、第1話…すごく(・∀・)イイ序章のような気がします。
それに引き換え自分は…


あと、議論厨呼ばわりされている方々も気が向いたら遊びにきてくださいね(w

173 :名無しさんだよもん:01/12/28 02:20 ID:z2hLETam
レフキー、という都市がある。
人々の夢を奪いつつ、また同時に与え続ける都市。
夢を抱いた若者なら、必ず一度は訪れる都市。
この街を、昔から住んでる人々はこう表現する。
「全てが有り、そして全てが無い街」(ALL AND NOTHING)

皆に伝えたい物語・伝説も数え切れないほどあるのだが、
今回は、『これから』物語を作る(であろう)人々の話を語るとしよう………。

174 :173:01/12/28 02:24 ID:z2hLETam
ファンタジーなら、最初のナレーションは欠かせないでしょう(爆笑)。
こんな投稿も有りと思い、ちと作ってみました。

書こうと思ったきっかけは、「オール オア ナッシング」という言葉。
そして、「ロードスという島がa(以下略)」

あくまで『私の』レフキーに対するイメージから、作り出した文章です。
皆様の手助けになる為に作ったつもりですから、イメージが違う人は無視して下さい(笑)。

175 :◆mYCw53h6 :01/12/28 02:42 ID:I43yQ7c/
>>174
いいですねぇ〜。
この後にプロローグっぽく第1話が入れば雰囲気バッチリですよ。

176 :神官と剣士(1):01/12/28 03:59 ID:eH7d/DQF
王都より徒歩にて数日のところ。黄土で作られた煉瓦による砂色の街道を、ひとり行く旅人の姿があった。
彼女は落日に孤影を精一杯引き伸ばしながらも、歩みを止めることはない。

なぜなら、王国の支配権が弱まるにしたがって、治安はどうしても悪くなるからだ。
野宿もすでに慣れたものだが、そろそろ危険を伴いはじめる。だから彼女は、束ねたおさげを汗で湿らせながら、
ひたすら歩いている。
(何、やってんねやろな……)
彼女は-----保科智子は、声に出さずに、心の中で呟いた。

先日、彼女の任務は達成された。
たっぷり数ヶ月の期間を残して、思った以上に困難な障害を乗り越え、思った以上の完璧さで、任務を遂行した。
-----だから今。時間も資金も、今までの人生で一番余裕があると言っていい。

決して後味のいい任務ではなかったから、その代償なのかもしれない。
それなのに智子は、寄り道一つせず、まっすぐ神殿へ戻ろうとしていた。
(くそ真面目もたいがいにせんと、アカンよなあ……)
ぼやく彼女を打ち捨てて、太陽は沈み、世界は闇に包まれていく。

やがてその闇を押しのけるように、明かりが見えてきた。
(ようやっと着いたわ……しょぼい町やなあ)
平凡な、とある宿場町であった。その町を見て、誰も彼女のような笑みは浮かべない。
まして、口でさんざん文句を言いながら、微笑む者など、まず居ない。智子がそうするのは、人知れぬ特別な何かが、
この町にあるからだ。

そしてそれが、彼女の唯一の寄り道となる-----はずだった。


 

177 :神官と剣士(2):01/12/28 04:01 ID:eH7d/DQF
集落における夜の始まりは、その集落自体が持つ資産によって前後する。
人は自然の支配、すなわち太陽に従って生活するリズムを、その資産によって遅らせていくのだ。
さほど裕福でないこの町では、この時間になると、当然のように夜闇に支配される。
今日に限って明るいのは、年の終わりの祝祭が、いよいよ始まろうとしていたからだ。

音楽が鳴り響く。ときどき音が外れるのも、ご愛嬌だ。
そこらじゅうで、歌が聞こえる。こちらは音が合っている方が、少ないかもしれない。
踊りながら転ぶものも多い。ステップの基礎以前に、酒がまわっているのだから仕方がない。

(人を呼んどいて、どこに居んねん……)
人ごみを掻き分けながら、智子は祭りの喜びに同調することもなく、左右を見回していた。
三人目の酔っ払いに声をかけられ、当然のように無視する。纏わりつく酔漢がもよおす不快感に、思わず怒声を
あげそうになった、そのとき。

 ひゅん、ひゅ、ひゅん!

鋭い風切り音が、耳に飛び込んできた。
訓練された身体が思わず身構えるが、すぐに緊張を解いて、音の主を探る。
(-----居った)
そこには目隠しをした、双刀の剣士が立っていた。主として街道の遥か彼方に住まう、異民族の女だった。

-----大道芸、というやつである。
観客の投げる果実や肉を、真後ろだろうが複数だろうが。
一切かまわず、月に刀を閃かせ、目隠ししたまま捌いてしまう。
ときおり酔客の投げる酒瓶は、切ることなく-----それどころか、割ることすらなく地面に落としていく。
(たいしたもんやけど……目隠し、意味あるんかいな……)
周囲の誰も知らぬ、女剣士の秘密を思って、智子は苦笑を浮かべながら近づいた。
 

178 :神官と剣士(3):01/12/28 04:03 ID:eH7d/DQF
そして、おおよそ十歩の間合いに入ったとき。
女剣士は天高く舞う腸詰肉のアーチを潜り抜け、目にもたまらぬ速さで突進していた。
「な-------!?」
何すんねん、とだけ言う余裕さえなく。

 ガッ、ガキン!

智子は戦槌の烏口と丸盾で、どうにか彼女の斬撃を逸らすことが出来ていた。
微かに胸甲をこする、耳障りな刀の切っ先を見て、思わず冷や汗を垂らす。

わずかの間、祭りの喧騒はなりをひそめ、その数瞬後、腸詰肉と黒パンが地面に落ちる音がした。
緊張感の持続した空気の中で、ひとり女剣士はにこりと笑って挨拶する。
「智子ちゃん、ひさしぶりだね」
そう言って彼女は、目隠ししたまま、投げられた食料を回収していく。


「-----みさきさん、人が悪いでホンマ。人違いやったら、どないすんねん」
「武装の響きと、黒鉄の臭い。それから神官さんの着る、シルクの衣擦れ。間違いようがないよ」
「ホンマかいな……」
二人の会話と姿は、再び盛り返し始めた祭の喧騒の中へと、溶けて消えた。

残された村人たちは女剣士の-----川名みさきの、智子への踏み込みを見るに至って、口々に目隠しがインチキで
あったと騒ぎ立てたが、誰も直接批難する気などなかったという。
しかし、彼らの主張は真実と言えなくもない。
なぜなら、目隠しがインチキであることは、間違いないからだ。

とは言え、誰が信じるであろう。
その女剣士が、目隠しどころか------裸眼で、盲目であることを。

179 :名無したちの挽歌:01/12/28 04:06 ID:eH7d/DQF
【保科智子 神官(白魔術&戦士)、板金鎧に丸盾、戦槌】
【川名みさき 盲目の剣士(異邦人、服のイメージ的には中近東)、双刀】
【ふたりは旧知の仲、今回はみさきが智子を呼びつけたようです】


毎度、挽歌でございます。
「神官と剣士」をお送りいたします。

以前、葉鍵リレー小説関係のどこだかに書いた、いいんちょ&みさき先輩(あと瑠璃子さん)SSの、
その後の話のようなものでありまする。

180 :名無したちの挽歌:01/12/28 04:11 ID:eH7d/DQF
なんか忘れてる、と思いきや。
寄り道の記述が、修正し忘れて変ですなw

気になった人、ごめんなさいです。

181 :旅立ちの縁:01/12/28 05:12 ID:9+bk/DiN
<旅立ちの縁>
今日は約束の日。
ずっと前から、とても楽しみにしていた。
――旅に出るということ。
上月澪はそれを考えただけで心ときめくのだった。

それなりに身支度を整えて出発する。
待ち合わせ場所へと。
大きめのローブに、いろんなものが入った道具袋。
あ、それとスケッチブック。これがなくては人と満足に話すこともできない。
ちなみに魔術師がよく装備している「杖」は持たない。
澪はルーンユーザーと呼ばれる術師である。
ルーンユーザーの使うルーンマジックは全身の動作で詠唱し、
最後に印を結ぶことで発動する黒魔術だ。
音声を発しなくてもいいので、言葉がしゃべれない澪にも使える。
まだ、駆け出しではあるのだが。
――考えているうちに、澪は心配になってきた。
自分は満足にルーンマジックを使えるのかと。
(……不安なの)
これから冒険に出るというのに、いざというとき術が使えないのでは困る。
澪は誰もいない、岩陰あたりを狙って魔術の詠唱を始めた。
右手を前回し。
左膝を軽く曲げ、炎の印を切った。
火の玉が澪の正面から岩陰に一直線に飛んでいき、物質にふれたところで炎上する。
「ぎゃあああ!」
突然、男性の悲鳴が聞こえる。

182 :旅立ちの縁:01/12/28 05:13 ID:9+bk/DiN
「あちっあちちっ」
どうやら、火の玉が人に当たったらしい。
(た、大変なの!)
澪は急いで男に駆け寄った。
そして、ぺこぺこと頭を下げて謝る。
「あー熱かった……。いや、いいよ。そこまでひどいケガも負ってないし。
気にするなって」
戦士風の男性は、笑って許してくれたようだった。

……いきなりドジをやらかすとは。
うすうすと前途と心配したが、とにかく今は待ち合わせ場所に行くことにする。
時間もあまり余裕がない。
澪はとてとてと走った。


……と、そうこうしているうちに待ち合わせ場所につく。
大きな噴水がある場所だった。
水しぶきにかすんで、里村茜が立っている。
白いフードつきのローブに、亜麻色の髪が印象的な女の子。
澪の1つ上の年齢である。
『おまたせなの』
茜の前で、澪はそう書いてあるスケッチブックを見せた。
「……はい」
茜は笑顔だった。
「……準備はできましたか?」
うんっ、と澪はうなずいた。
決意。
秘宝を探して、大好きな茜と旅に出ること。
それは前々からの澪の夢であったから。

183 :旅立ちの縁:01/12/28 05:18 ID:9+bk/DiN
「……澪。すっかり頼もしくなりましたね」
照れ照れ、と澪は赤くなった。
『がんばるの』
「……はい。私もがんばります」
茜は一流の白魔術師である。
難易度が高い治癒魔術も使いこなすほどだ。
澪はよく知らないが、何か偉い役職にも付いているしい。
現在は旅のために休暇をもらっているそうだ。
一流の白魔術師と、駆け出しのルーンユーザー。
おもしろい組み合わせなのかもしれない。
「……では、酒場に行きましょう」
『さかば?』
「はい。冒険するとなると、私たち二人では心細いです」
確かに、魔術師二人では戦闘に耐え得る、とは正直言えないだろう。
それに男手も必要だ。
新たな仲間を求めて、二人は酒場に向かった。

184 :旅立ちの縁:01/12/28 05:18 ID:9+bk/DiN
酒場は好むべき場所だ。
修道女以外は何回も来るであろう、なじみ深く楽しい場所である。
澪には親につれられて食事をしにきたことしかないが、
冒険者もわりと多くいたような記憶がある。
組まないか?とかいった感じで、パーティができていく。
その冒険者の立場となった今となっては、なんというか不思議な気分であるのだが。
二人はテーブルに座って、とりあえず注文した。
『オレンジジュースにするの』
ウェイターの人はさっとメモを取り、茜のほうに向く。
「イチゴ小倉ジュースと蜂蜜練乳ワッフルお願いします」
……。
(相変わらず、茜さんは甘党なの)
とか思ったりしたが、何事もなげにウェイターはメモを取って去っていく。
結構普通なのだろうか。
いや、それより仲間集めをしなくてわ。
「……まずは、戦士の方に仲間になってもらいたいですね」
うんうんっ。
茜を守ってくれるような、そんなかっこいい戦士が欲しい。
澪はそう思った。
もっとも、茜より優れた技術を持った人間はそうそういそうにないのだけど。

185 :旅立ちの縁:01/12/28 05:19 ID:9+bk/DiN
「やぁ、さっきのお嬢ちゃんじゃないか」
不意に声をかけられた。
「元気か?」
こくっ。
元気なので、とりあえずうなずいてみた。
「……澪の知り合いですか?」
うなずいてみたものの、澪はこの戦士風の男性にこころあたりはなかった。
知らないの。
そうスケッチブックに書こうとしたとき……
(あ!)
思い出した。
『あのときはごめんなさいなの』
そう。さっき誤って火の玉をあびせてしまった人だ。
「いやいや、もう大丈夫だ。
……それより、冒険仲間を探しているのか?」
戦士風(というか戦士だろう)の男性は言った。
「装備見たところ、普通にお茶してるわけじゃないんだろ?
俺も仲間探してるんだ。……どうだ?一緒に組まないか?」
澪にとっては依存なかった。
仲間が増えるのはいいことだし、人柄も好きだ。
ということで、決定は茜次第だ。
「……」
茜は黙って戦士の人を見つめていた。
そして、何かを考え込むようにしていたかと思うと、ぽつりとつぶやく。
「……里村茜です。よろしくお願いします」
それが、三人のパーティ結成の瞬間だった。
「ああ。俺は南明義だ。よろしく」

186 :あまとう ◆akaneZrY :01/12/28 05:21 ID:9+bk/DiN
【上月澪 ルーンユーザー(駆け出し) スケッチブック、魔術師風のローブ装備】
【里村茜 白魔術師(一流) 杖、フードつきの白ローブ装備】
【南明義 戦士(そこそこの場数を踏んでいる) 長剣、板金鎧、円形盾】
【3人はパーティ結成】
【茜は偉い役職についている(現在休暇中)】


ということでどうも。あまとうです。
書かせていただきました。

187 :酒場にて:01/12/28 05:53 ID:ugcRGQQv
お客さん、この店は初めてだね。ならこの一杯はおいらのおごりだ。
何、酒は飲まないって?じゃあおいらの自慢のタイヤキを食っていってくれ。
結構うまいんだぜ。酒には合わねえけどな、ガッハッハッハ!
ところでお客さん、見たところあんたも冒険者みてえだけどやっぱりアレかい?
あんたもうわさの秘宝ってやつを狙ってんのかい?
悪いこたあ言わねえ、やめたほうがいいぜ!
兄ちゃんみてえな駆け出しじゃあ魔物にケツの毛までむしられんのがおちだ!
なに?そこに会わなきゃいけない奴がいるって?
そうか…。まあ、兄ちゃんの事情はわかんねえけどよ、応援するぜ。
よし!じゃあ兄ちゃんにタイヤキ大サービスだ!って、
コラーッ!そこのクソガキィーッ!また食い逃げかぁぁぁっ!
悪いな兄ちゃん、すぐ捕まえてくっからよ。
これからもこの店をよろしく頼むぜ。

【たいやき屋のおやじ 酒場のマスター】
【月宮あゆ 食い逃げ犯(w その他未定】
【兄ちゃんは必ずしも祐一である必要はない】

酒場にはやはり気のいいマスターが必要かと。
初投稿ですのでおかしいところ等あればご指摘お願いします。

188 :Come With Me(1/3):01/12/28 06:27 ID:yNnRn9xC
街に着き、その日の宿を探していた国崎往人は、先の方に奇妙な人だかりをみつけた。
もしかしたら金を稼ぐチャンスかもしれない、そう思った往人は迷わずそちらに向かった。
騒がしい人混みの間をすり抜け、中で何があっているのかを確かめようとする。
なにやら男女が口論しているようだ。そばに物売りらしい老婆が倒れて、荷物が転がっている。
かたやあからさまに悪人顔の男。かたや顔は見えないものの若々しい声の長髪の女。
「だからなんでお前に指図されなきゃいけないんだ!」
「あたしは、お婆さんに謝ってほしいって言ってるだけですの!」
周りの人混みから聞こえる会話を聞くに、男が走り際に老婆を突き飛ばし、それを彼女に咎められているらしい。
(変な正義感でしゃしゃり出ても、痛い目を見るだけじゃないか。金になるわけでもなし)
と思いつつ眺めていると、いきなり男がキレたか、懐からナイフを取り出すや、彼女に向かって投げ放つ。
「ぱぎゅうっっ!!」
間一髪で避ける彼女。そしてナイフはまっすぐ往人の方に飛んでくる。
避けるのはたやすい。しかしここで避けたら、間違いなく人混みの中の誰かに当たるだろう。
瞬時にそう判断して往人は、高速言語で呪を唱える。
「(我願う!『攻』を『光』と為し、大気に解き放て!)」
呪に反応し、一瞬ナイフが輝いたかと思うと、そのまま光となって四散する。
ふぅ、と一息ついてナイフが飛んできた方を見やるや否や、瞬時に決着はついた。
女が後ろ回し蹴り1発を腹に打ち込み、男を沈める。人混みからどっと巻き起こる大歓声。
(武術に心得のないオレから見ても、なかなかの腕前だな。無理を承知で仲間に誘ってみるか)
そう考えた往人は、女の方に歩み寄る。彼女は老婆に簡単な手当をしていた。

189 :Come With Me(2/3):01/12/28 06:27 ID:yNnRn9xC
「お婆さん、大丈夫ですの?傷はありませんの?」
「ああ、ちょっとすりむいただけですじゃ……大したことはないよ……」
「ぱぎゅう!大変ですの!傷薬は、傷薬は……えっと……」
「傷薬だったらオレが持ってるけど、使うか?」
振り向く彼女。思っていた以上に若い。
「え?……あ、ありがとうございますの!有り難くお借りしますの!」
そう言って往人の手にあった傷薬をとり、老婆の治療をする。応急処置も終え、老婆は立ち上がる。
「すみませんのう、若いお嬢さんに銀髪の方。そうじゃ、是非お礼をしたいので、ウチに来て下さらんか?」
有り難い、今夜の宿代を省ける。そう思い、往人が返事をするより早く、彼女は答えた。
「いえ、結構ですの。お礼なんて要りませんのよ。それでは失礼しますの!」
そう言ってくるりと振り向き、その場から走り去る。男の傷薬を持ったままで。
(おい、マジかよ!)
あわてて追いかける往人。後ろから老婆の声がするが、それどころではない。
全力で走って彼女を追うが、かなり鍛えているらしく差はどんどん開いていく。
やむを得ず、往人は再び高速言語の呪を唱える。
「(我願う!『走』を『早』と為し、大地を駆け抜けろ!)」
『力』が足に宿り、走力を高めた往人は、どうにか彼女に追い付くことに成功した。
「ちょ、ちょっと待てええぇぇ!!」
「ぱぎゅ?あ、さっきの男の方ですの。何かご用ですの?」
息も切れ切れな往人に対し、平然とした表情の彼女。スタミナも抜群のようだ。
「何か、じゃない。その手に持ってるものは誰のものだ?」
「あ、ああっ!ご、ごめんなさいですの〜〜……」
「ま、まあいいんだけどな。それに、あんたにちょっと頼みたいこともあったしな」
「はい?何ですの?」
「えっと、ここで立ち話ってのもなんだし、どこか食い物屋ででもいいか?」
「はい、結構ですの。先ほどのお詫びに、わたしが料金を持ちますの」
キュピーン!!往人の目が怪しく輝いた。

190 :Come With Me(3/3):01/12/28 06:28 ID:yNnRn9xC
酒場も兼ねた軽食屋で食事をしながら2人は話していた。ちなみに往人は遠慮の欠片もなく食べている。
「……というわけなんだ。で、1人では心許ないので、誰かと行動したいと思っていたんだが」
「……ええっと、要するに、何か目的があって秘宝を探してる、って訳ですのね?」
「ああ、そういうことだ」
「それで、その目的は正義のためのものですの?」
「せ、正義!?」
思いも寄らなかった言葉が返ってきて、往人は面食らった。
「はいですの!正義のためでしたら、あたしも協力させてもらいますの」
「正義……ああ、どっちかと言えば正義だな」
曖昧な言葉に反応する彼女。
「どっちかと言えば、ですの?」
「いや、間違いなく正義だ。断言しよう」
往人の額には冷や汗が流れていたかもしれない。
「それじゃあ、わかりましたの!あなたと組むことに決めましたの!」
「そうか!助かるぜ。あ、オレは国崎往人。しがない芸人だ」
「あたしは大影流合気術免許皆伝、御影すばる、ただ今武者修行中ですの。よろしくお願いしますの☆」
立ち上がって2人は軽く握手を交わす。和やかな雰囲気の中、往人は考えていた。
(待ってろよ、観鈴……必ず「あの」秘宝を入手して、お前を……)

191 :みおせる ◆Mio.cel. :01/12/28 06:29 ID:yNnRn9xC
【国崎往人 言霊使い(高レベル) 腰に長剣、他は軽装】
【御影すばる 合気使い(中レベル) 武装なし】


とりあえず言霊使いを書いてみました。挽歌さんに先にみさき先輩持っていかれて大方向転換(w
日頃の往人は倒れた人形を「『倒』を『踏』と為して」踊らせて日銭を稼いでます。
「江巫女」を知ってる方、どうかネタ元バラさないで下さい(w

あと、ハカロワで非業の最期を遂げたすばるに愛の手を(w

>>187さんと同じくリレー小説初投稿ですので、指摘等ありましたらよろしくお願いします。

192 :Eye and Arm(1):01/12/28 11:47 ID:Xk18zKgN
「はあぁ……なんとゆーか。いや、参ったね……本当」
とある人気の少ないスラムの通り。
一人の若い戦士がとぼとぼと肩を落として歩いていた。
その様子はまるで、お金がたっぷり詰まったサイフを落としたような感じで……。
彼の着ている古ぼけた全身鎧が、一層その寂しさを増幅させていた。
「ミスったよなぁ……どうしようもなかったとは言え、武器をなくすなんてさ……」
遠い目をしたままぼやくその若い戦士。
つい先日の冒険で、彼は愛用していたメイスを失ったのである。
戦士にとっては致命的な痛手といえた。
そのような理由で、彼はこれほどまでに落ち込んでいたのである。

そして、悪いことと言うのは重なるもので。
通りの狭くなっているところを通ろうとしたとき、人相の悪い男と肩がぶつかる。
「あっ、すみませ……」
「痛ぁぁぁぁぁぁぁぁいっ!! 肩の骨が折れてしまったぞぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
その男は大げさに転倒すると、辺りに響きわたる大声で叫びだした。
痛がってはいるが、どこからどう聞いても嘘っぱちの演技である。
だがこの場合、演技の腕はあまり関係ない。なぜなら……。
「おう兄ちゃん、よくも俺らのリーダーに怪我させてくれたなぁぁぁぁぁっ!」
「治療費払え、慰謝料もなぁっっっっっ!」
「三倍返しって事で両肩と、肩の代わりに全身の骨やっかんなぁぁぁぁぁっ!」
こうして、転倒した男の仲間らしきチンピラたちが、群れをなしてやってくるからである。
若い戦士は再び深いためいきをついた。

193 :Eye and Arm(2):01/12/28 11:48 ID:Xk18zKgN
「ぐぉぉぉぉぉぉっ!! 信じられるかぁぁぁぁぁっ!! 貴様のぶつかった肩がなぁぁぁぁっ!
ズキズキ! ズキズキと!! 痛い、痛い、痛いぞぉぉぉぉぉぉっ!! よく見ろよぉぉぉっ!」
転倒した男は、相変わらず独特のイントネーションで騒ぎながら転げ回っている。
当然、そんな男のことなど誰も見ていない。
「ええと……」
若い戦士が何かを喋ろうとして、どうにかこの場を切り抜けようと考えた瞬間。
「やれ」
転げ回っていた男が突然ぴたりと動きを止め、合図を出した。
驚く間もなく、戦士の体に四方から鈍器が叩き込まれる。

 ガスッ! バキッ! ガスッ! ドガッ!

「ぐははははははぁぁっ! 頭は殴るなよぉぉぉぉっ? 死なれると面倒だからなぁぁぁぁっ!」
転倒していた男は立ち上がってそう言いつつ、ぱんぱんっと服の埃を落とす。
その音で、不意を衝かれていた若い戦士が必死に体勢を立て直そうとして、チンピラの腕を掴んだ。
絶え間なく殴られてはいたが、鎧の上からなので我慢できない痛みではない。
そしてそのまま……掴んだチンピラを投げ飛ばす。
「とりゃぁぁぁぁ……ぁ……ぁぁ……?」
……もとい。投げ飛ばそうとしたが、非力が災いして相手はぴくりとも動かなかった。
かけ声に一瞬驚いたチンピラも、攻撃の手を思わず止める。
気まずい空白が流れた。
「……ロード、どうしましょう、こいつ」
「役職で呼ぶなぁぁぁぁぁぁっ!! 今日はお忍びなんだからなぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
お忍びなら叫ぶなよ。と戦士は心の中でツッこんだ。

だがその一瞬に、駆け込んでくる一つの影があった。
小柄な身体に巨大な戦斧。
どどどどどどど……と、地響きを立てて駆けるその姿を、若い戦士が目に止めた瞬間。
「散りなさいッ! チンピラ共ぉぉぉッ!!」
轟音を立てて、斧が地面に突き刺さった。

194 :Eye and Arm(3):01/12/28 11:50 ID:Xk18zKgN
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「何よあんた、そんな大仰な鎧着てるくせに体力ないの?」
「ああ……これ、見た目より軽いんだ……古いけど、性能もいいし」
狼狽えたチンピラから逃げ切って。
戦士を助けた、巨大な戦武を持った女戦士はため息をついた。
長い髪を左右でまとめ、要所要所を補強してある使い込まれた軽鎧。
いでたちは剣士をはじめとする軽戦士のものであるが、得物は巨大な戦斧だった。
「見たところ武器も持ってないようだし……自殺願望でもあったわけ?」
「いや、そういうわけじゃないけど……無くした武器の代わりを捜してて……」
助けてもらった手前、あまり強い反論もできずにそれだけ言って口ごもる戦士。
女戦士は納得行かない、といった顔を見せる。
「あんた弱いんだから、こんな裏通りに来てまで捜す必要ないじゃない」
「ぐぅ……」
ストレートに『弱い』と言い切られ、がっくりくる戦士。
「鎧だけはいいもの着てるみたいだけど、それだけじゃ……あんた、死ぬわよ?」
「わかってる……だからこそ、スラムの武器屋を捜してるんだよ。表じゃ“いいもの”は高価い」

195 :Eye and Arm(4):01/12/28 11:51 ID:Xk18zKgN
首を傾げる女戦士に、戦士は片目を閉じてみせる。
「こう見えても“目”にだけは自信があってね。なるべく安く“いいもの”を手に入れたい」
「へえ。あたしは“腕”には自信があるんだけど、そっちの方はからっきしでね」
ぐい、と女戦士は手に持った戦斧を持ち上げてみせる。
「いい感じの剣を見かけるたびに買うんだけど、すぐ折れちゃって。これが次の剣を買うまでの予備」
「さっきの使い方を見る限り、重さに負けてもいないみたいだし、合ってるんじゃないの?」
「冗談じゃないわよ。斧なんて乙女の武器じゃないわ」
乙女。……そう言ったときの女戦士の顔は輝いて見えた。
そして女戦士は戦士の顔を見据えて名乗った。
「自己紹介が遅れたわね。あたしは七瀬留美。フリーの傭兵なんかやってるわ」
「あ、俺は宮田健太郎。諸国漫遊、冒険修行中ってとこだな」
「健太郎……ね。いいわ。あたしがあんたのこと鍛えてあげる」
「……………………は?」
「だからあんたは私に、乙女にふさわしい武器を見繕いなさい」
「命令形っ!?」
「いいわね?」
(…………ま、いいか)
健太郎は頷くと、さっさと歩き出した七瀬の後についていくのだった。

【宮田健太郎 戦士(駆け出し)高性能の全身鎧装備 目利きに優れる】
【七瀬留美 戦士(ベテラン)戦斧と軽鎧装備 乙女な装備希望】

196 :名無しさんだよもん:01/12/28 13:15 ID:z2hLETam
歓楽街とは少し離れた場所にある、武具屋兼(!?)宿屋。
冒険者には似つかわしくない落ち着いた外観が、その店を知る人を一層少なくしている。
ベテラン御用達の宿屋といえよう(酒の持ち込み禁止なのが、皆の苦笑を誘っている)。
こんな所にやって来るのは、誰かに紹介されて来た者か、そういう星の元に生まれた者か。
それとも………。

「ふぅ、ようやく着いたぜ」
ぼろぼろのマントを頭から被った男が、そんなこの店を訪れたのはもうすぐ日が昇る頃である。
「「……………」」
徹夜で武器のカスタマイズについて主人と相談してた者、今から身体のトレーニングに出かけようと思ってた者、
その場にいた者は皆口をつぐんだ(主人だけは、いつものようににこにこと笑っていたが)。
「……あれ? ここ、宿屋ですよね?」
その発言を聞いて、皆はこの男をこう踏んだ。(こいつ、只のド素人か………)
目くばせをしあい、そして一人の男が彼の前に出る。
「おやおや坊や、ここは君のような卑しい身分の方が来るような所じゃないんですよ」

197 :名無しさんだよもん:01/12/28 13:42 ID:z2hLETam
「………はぁ?」
「とりあえず、その小汚いマントをなんとかするんだなっ」
そう言い、男はマントを剥ぎ取った。皆が笑い……そして笑ったまま硬直した。

銃だ。

そう、その男は腰と背中にいわゆる「銃」と呼ばれる物をくくりつけたのである。
(こ、こいつ……この店が何だか解ってて、その上でからかいやがったのかっ………!?)
この店にいる者で、銃を知らない者はいない。通称、悪魔の咆哮。神の御言葉。
皆、その男をあなどった事を後悔した。冷汗が流れる。……しかし、
「あらあら、こんな時間にようこそいらっしゃいました」
そんな場を和ませる、主人の言葉。……皆、次の言葉を待った。
「ええと、俺はここに泊まってもいいのかな?」「了承(1秒)」
皆が歓声の声をあげる。久し振りの仲間だ。よろしくな友よ。
この男が仲間として認められた瞬間、一転してムードが変わる。
「い、いやぁすまんかったなぁ!! 悪いが坊主の名を教えてくれるかっ!?」
「俺の名かっ!! ならば皆様、耳の穴かっぽじってよぉく聞けよっ!!!」
………ごくり。
「俺の名は北川潤!! いずれ世界中の美女を物にする男よっっ!!!」

(こいつ……、只の天然か………)
ここに新たにやって来る者は、誰かに紹介されて来た者、そういう星に生まれた者、そして………
馬鹿、である。

198 :名無しさんだよもん:01/12/28 13:53 ID:z2hLETam
【北川潤(『実は』強い) 銃使い。ライフルとピストル(共に単発式)所持←破壊力は馬鹿強い。で、頭も馬鹿(笑)】
【水瀬秋子 武具屋兼宿屋の主人(マスター)。ベテランの冒険者の面倒を見ている。実力不明】
【水瀬名雪 寝てる(笑)】
【武具屋兼宿屋 半会員制。とても高性能の武具をオーダーメイド出来る店として、一部に知られている】

タイトルは『英雄候補(???)』。いかがなものでしょう?

199 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/28 14:47 ID:u7CmgXSa
>>196-198
ええと…気になった点を少し…
【 】での表記で気になったのですが、実は強い…破壊力は馬鹿強い…
などの細かな設定はなるべく本文で説明したほうがいいと思います。
それができないもしくは、リレー性を高めるために省く場合は、次にリレーする書き手さんに委ねたほうがよろしいかと…
それと…名雪はどこへ?

200 : ◆Bs.FTacM :01/12/28 15:19 ID:ZgBZM46p
強力な銃は出さないんじゃなかったっけ?
まあ、あくまで銃の威力を強くするなら
・単発式なので弾込めに時間がかかる
・弾丸は高価なので無駄遣いできない
などの制限をつけてはどうかと思ったり。
って、そろそろ俺も何か書くないとな(汗
>199
あなたの書いたのにリレーしようかと思ってるので(女王との謁見w)、
自然術ってどんな魔術なのか説明キボン。

201 :名無しさんだよもん:01/12/28 15:22 ID:kyd+az0e
ところでこの企画、超先生のような葉鍵板専用キャラも登場OKなわけ?

202 :名無しさんだよもん:01/12/28 15:29 ID:liw24jBj
>>201
どうだろ?
もしやるなら、フシアナ対策時のカコイイ超先生きぼん(w
へたれ悪役も似合ってそうだが(w

203 :名無しさんだよもん:01/12/28 15:34 ID:ZCCDFNwz
>>200
>>108に大意がありーの。

>>192-195
ロードって……高ちゃん?(w

204 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/28 15:39 ID:yFs82pLU
>>200
自然術とは、樹・水・石・砂・土・氷・火などを操る術です。
操るといっても物体そのものを形成する力はなく、既存する自然物を変質化させる術です。
消費されるのは魔力だけでなく、変質化させる際に形などをイメージしなければいけないので精神力も消費される。

例えば、石床から針を出したい場合は、石のイメージと針のイメージを連想し、
呪文を唱えます。ストーンニードルだとか(w
すると、石床から針が突き出て敵を攻撃する。

針や壁などの無機物のイメージは簡単なのでさほど精神力は削られません。
しかし、動物などの複雑なものを連想する際はかなりの精神力を削がれる上、難しいです。

操れる物質の量は魔力と術者の力量に比例します。
形成できるモノは精神力や術者の力量に比例します。

あぁ、かなり長くなってしまいました…やっぱり既出の魔術を使うべきだった…

205 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/28 15:42 ID:yFs82pLU
>>160 魔術、銃、世界情勢のまとめ。全然まとまってない?気にするな!(w

>>173 ナレーション

>>155-156 第1話 「棄てられた秘宝塔」

川澄舞 塔の守護者
>>161   第1話の解説

>>162-167 第2話 「誤算だらけの始まり」タイトル付けてナカターヨ(;´Д`)

坂神蝉丸  王立騎士団特務部隊所属 剣客
長谷部彩  王立騎士団特務部隊所属(予定) 自然術士 ランク・ビギナー
長瀬源之助 王立図書館館長

>>176-179 第3話 「神官と剣士」

保科智子  神官(白魔術&戦士)、板金鎧に丸盾、戦槌
川名みさき 盲目の剣士(異邦人、服のイメージ的には中近東)、双刀

>>181-186 第4話 「旅立ちの縁」

上月澪 ルーンユーザー(駆け出し)    スケッチブック、魔術師風のローブ装備
里村茜 白魔術師(一流)         杖、フードつきの白ローブ装備  高等役職
南明義 戦士(そこそこの場数を踏んでいる)長剣、板金鎧、円形盾

206 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/28 15:43 ID:yFs82pLU
>>187 第5話 「酒場にて」

たいやき屋のおやじ 酒場のマスター
月宮あゆ      食い逃げ犯(w その他未定
兄ちゃん     (必ずしも祐一でなくてもよい)

>>188-191 第6話 「Come With Me」

国崎往人  言霊使い(高レベル) 腰に長剣、他は軽装
御影すばる 合気使い(中レベル) 武装なし

>>192-195 第7話 「Eye and Arm」

宮田健太郎 戦士(駆け出し)高性能の全身鎧装備 目利きに優れる
七瀬留美  戦士(ベテラン)戦斧と軽鎧装備   乙女な装備希望
高槻?   ロード

>>196-198 第8話 「英雄候補(???)」

北川潤 『実は』強い 銃使い。ライフルとピストル(共に単発式)所持←破壊力は馬鹿強い。で、頭も馬鹿(笑)
水瀬秋子 武具屋兼宿屋の主人(マスター)。ベテランの冒険者の面倒を見ている。実力不明
水瀬名雪 寝てる(笑)

207 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/28 15:47 ID:yFs82pLU
>>204
誤 操るといっても物体そのものを形成する力はなく、
正 操るといっても物体そのものを生み出す力はなく、

なんて厨臭い解説なんだ…鬱打死脳(;´Д`)

208 : ◆Bs.FTacM :01/12/28 15:48 ID:54SPyK0z
>>203
あ、大意は既に書いてあったのか。見落としてた。

やはり編集サイトあった方がいいのかな?
必要だと言う声が多ければ作るけど。

ロードは当然高槻でしょう(w
FARGO王国か?(w

>>204
サンクス。イメージによって発動するってのが面白いね。
さて、今日中に書いて上げたいところだが…

209 :見入られし者(1):01/12/28 15:51 ID:2pxcey/n
「ぐっ・・・」
 全身を強打した痛みに耐えながら、俺は情況を整理していた。

 事の発端は一日前、立ち寄った村の村長から炭鉱に出る魔物を退治して欲しいと頼まれた。
 それを引きうけ、向かった炭鉱で瑞希と大志とはぐれたところを魔物に襲われ、
奴の一撃で俺は吹っ飛ばされ、岩壁をぶっ壊してここに倒れている。
 魔物の正体はわからない、辛うじて解るのは奴が人型をしている事、
圧倒的な筋力を持ち、並大抵の攻撃は通用しないこと。
 そこまで考えて毒づいた。くそったれ、腕に覚えはあるが相手が悪すぎる、このままじゃ死を待つだけだ。
 だがそんな事はゴメンだ、どうせ死ぬなら最後まで足掻いてやる。
 そう思い立ちあがろうとした時、掌に鋭い痛みを感じた。
 なにかと思い見ればそれは僅かに反りの入った細身の片刃剣、たしか日本刀と呼ばれる種類の物だ。
 魔物の気配を感じる、近づいている。痛みを堪え立ちあがる、
既に剣は折れてしまっていた。そのため俺は掴んでいた刀を持ちなおし、覚悟を決めた。
 正面から特攻をかける、我ながら無謀だと感じていた。
 どうせ何をやっても通用しないのなら真正面から全力の一撃を叩きこもう、そう考えていた。
 だが現実は無残だ、俺の一撃はまたしても通用せず、逆に一撃を食らうこととなった。

 横殴りの一撃で吹っ飛ばされ、岩に激突する。目の前が七色に点滅している。
 ヤバイ、意識が朦朧としてきた・・・
 目の前には拳を振り上げる魔物、その一撃は確実に自分を仕留めるだろう。
 死を覚悟したとき、俺は身体の中から力が溢れてくるような奇妙な感覚にとらわれた。
 次の瞬間には反応していた。迫り来る拳を紙一重で避け、同時に胴体へ横薙ぎの一撃を叩きこむ。

210 :見入られし者(2):01/12/28 15:52 ID:2pxcey/n
 大志と瑞希がそこへたどり着いたときに目にしたのは不思議な光景だった、
紅い光を発している剣を持つ和樹が通常では考えられない動きで魔物を圧倒している。
 魔物は倒れることもできず、ただ和樹の斬撃を受けつづけている、二人はそれをただ見守る事しか出来なかった。
 魔物が地響きと共に倒れると同時に和樹も倒れる、そうしてようやく二人は我にかえった。


 俺が気づいたのはそれから半日後、宿のベッドの上だった。
 話によると魔物を倒した俺はそのまま意識を失い、ここに運び込まれたそうだ。
 魔物を倒したあの力の正体は俺の持っていた刀のものだった。
 大志曰く、あの刀は阿修羅と呼ばれる種類の魔剣で、普段はただの刀だが持ち主が生命の危機に瀕した時、
潜在能力の全てを引き出してくれるという力を持っているらしい。
 ただし限界以上の力を使う反動で使用後はしばらく行動不能になるそうだ。
 その修羅場モード(能力使用時の事をそう呼ぶらしい)の反動と傷の治療で俺は一週間ほど動けなかった。
 そして一週間が過ぎ、身体も回復した俺達は村を後にした。

 この先にあるのは天国か地獄か、それは誰にもわからない。

【千堂和樹、九品仏大志、高瀬瑞希、次の目的地へ】
【和樹、魔剣阿修羅を装備】
【和樹は剣士です、大志と瑞希は未定】

211 :名無しさんだよもん:01/12/28 16:17 ID:/CM9G7Kc
>204-207
纏めお疲れ。
で、お疲れのところ悪いんだけど質問。
>204の自然術の説明で既存のものを変質させるとあるけど
それは対象物がなければ術は発動しないという風に取っていいの?

212 :莢の中。:01/12/28 16:19 ID:Ooaq8A+D

「…………くはぁ」
 そんな声と共に、この小さな酒場に現れたのは、10代半ば頃と思われる、まだ幼さの残る少年であった。
 微かなどよめきが生まれる。――というのも、その少年の様子が尋常でないからである。そんなところではない程傷ついている。
 判りやすく云おう、その少年は殆どもげかけた左腕と、ぼろぼろになって用を為していない鎧を着て、頭からだらだらと血を流していたのである。
 背中には細い剣。
 不思議な事に――本人の様子とは裏腹に、全く傷ついていない恐ろしく綺麗な剣だった。
 酒場の中にいたのは五人。だが、その誰もが動かなかった。すぐにでも手当をしなければ血を流しすぎて倒れて死ぬだけだ。
 だが、――誰も動けなかったのは。いや、正確には、動かなかったのは。
 間違いなく手遅れだという確信があったからではない。
 真っ白なローブを纏った人間が、酒場の裏から現れる。
 気付くと、どよめきは収まっていて――



213 :莢の中。:01/12/28 16:20 ID:Ooaq8A+D
「み、水……」
 少年は床に突っ伏しながら呟いたが――その呟きは誰かに届くのだろうか、不安になる。
 なんとか酒場まで辿り着く事が出来たというのに、倒れている自分に駆け寄ってくる人は、
 ――いない。な、なんで?
「し、死ぬう……」
 街に戻ってくる事が出来た――しかも、背中には戦利品の白銀の剣を抱えて。ばんざーい。
 だが、様子としてはあまり良くない。というか、悪い。宝物を抱えて死んでいくなんて、あまり格好良くない。あまりというか、全然。
 くそ、まだ死ぬ訳にはいかない……伝説の秘宝だって見つけてないし、魔王だって倒してない(いるのかどうかは知らんが)のに――
 白魔導士、そう、冒険者が集う酒場だぞ、ここは。白魔導士の一人や二人いませんか。
「坊主、ここは冒険者の酒場じゃないぞ。おっさん達が集まるただの酒場だ。冒険者の酒場は隣だ」
 マジで!? なんてこったい、右と左を間違えた!
「というかな、その傷じゃ並の白魔導士じゃ治せないぞ、少なくともその左腕はな」
 マジで!? そんなにこの傷は深いの?
 生き残っても、片腕の戦士として闘っていく事が宿命づけられたのか、俺? 嘘ぉん……
「ま、――ラッキーだったな、坊主」
 ……何がだよ、おっさん! つか、誰でも良いから呼んできてよ……死ぬ……マジで……?
 その呟きは、声にはならず――そのまま少年は意識を失った。
 ただ。真っ白なローブを着た細身の誰かが、自分の傍に現れた事だけが、記憶に刻み込まれて。



214 :莢の中。:01/12/28 16:20 ID:Ooaq8A+D
「め、さめたみたいだね」
 まるで何事もないかのように目が覚めてしまった。久々にベッドの上で迎えた朝というのに、なんという感想も覚えない。
 ただ自分の右手側で輝く太陽がやけに眩しい事と、ふかふかの布団が気持ちいいという事くらいである、って、あれ、あんまりふかふかじゃないぞ。
 耳元で少女の声がした。首を向けると、そこには6,7歳くらいの少女がちょこんと座っている。
「からだ、いたくない?」
 少女が心配そうに俺の貌を見詰める。どうも彼女が自分の看病をしてくれていたようである。
 俺は左手で鼻の頭をぽりぽりと掻くと、ああ、まあ、と答える、ってあれえ?
「どうしたの?」
「左手、あるよな」
「うん」
 ――並の白魔導士じゃ治せないんじゃなかったのか、と。取り敢えず目の前の少女を小一時間問い詰めたい気分になる。
「さいかがなおしたの」
 そう云って少女は、自分の顔を指さしてにんまりと笑う。
 ――マジか? こんな少女が、あれ程の傷を治せる程の白魔導士だというのか信じられん信じられん、
「うそだよ」
 ――むかつく。
「あきらがなおしてあげたんだ」
 あきらとは誰か、それを問い詰めようとした時、だった。
「目、醒めましたか――良かった」
そう云って笑う、――美しい貌の白魔導士が、お粥を載せたお盆を手に現れたのである。



215 :莢の中。:01/12/28 16:21 ID:Ooaq8A+D
「どうですか?」
 白魔導士は、お粥を口にした自分の顔をはらはらしながら見詰める。期待されているのは、味の感想、なのでしょうか。
 ――いや、うん、まずくはない。美味しい方だと思うん、だけど。
「普通の味、ですね」
 本音を出してしまう。ううむ、初対面の人に対して云う台詞ではないな。
「あはは」
 云うと、少女――さいかはくすくすと笑う。
「ざんねんだったね、あきら」
 さいかはやけに楽しそうに云う。あきらは、
「うう」
 落ち込んだ様子。ごめんなさい、と云おうかとも思ったのだけど、微妙に言い出せなかった。



216 :莢の中。:01/12/28 16:23 ID:Ooaq8A+D
 にしても、美しいご婦人である。自分より幾つか年上であるくらいと思われるのだが、
 紅を差したように薄くほんのり赤い唇と、真っ黒なショートカット。そして、何もかも見通すような真っ黒な瞳。
 殆ど同じ歳にしか思えないような面差しなのに、まるで自分の母親くらいの歳にさえ、思えてしまう。
 それ程に、目の前の白魔導士は不思議な存在であった。
「お名前、なんて云うのですか?」
 あきらは、少し首を傾げて笑いながらそう尋ねる。
 俺は、素直に自分の名前を云う事にする。世話になった人間に名前も名乗らないのは人として間違っているし、
 それ以前に、世話になっていようがいまいが、俺が妙齢の美しい婦人に、名前を名乗らない筈がないのである。
「住井。住井護だ」
 俺は笑顔を作ろうとするが、上手くいかない。緊張しているのだろうか、柄にもない。
「良いお名前ですね。見たところ、冒険者駆けだし、と云ったところでしょうか」
 明らかにこちらの方が年下だというのに、
「ああ。まあ、そんなもんだ。あんたは?」
 何故か俺は偉そうである。
 ――正確には、偉そうにしていなければ、とてもじゃないが彼女の重圧に耐え切れそうになかった。
「この街で、医者みたいな事をやっている七瀬彰と云います」
「さいかはそのじょしゅ」
 七瀬彰さんというのか、ううん、あきら。良い名前ですねえ。
「あの酒場の二階に住まわせて貰って、怪我をした人や病気になった人を治す、という仕事です」
 白魔導士は、そう云って少し恥ずかしそうに笑った。――そんな簡単に云える事ではない。
 引き千切れた腕をまったく元通りにするなんて云うレベルの白魔法が使える、医者だと?
「丸一日眠っていたんですよ、あなた」
 丸一日――それだけで、ここまで腕を治す、だと? 信じられない!
 俺は驚嘆せずにはいられなかった。それ程の腕の白魔導士が一介の街医者だと?
「ま、もう少し眠っていた方が良いです。さ、お休みなさい」
 彰はそう云って微笑む。傷は治せても、体力まで戻すのはなかなか難しいのだろう、か。
 そんな事を考えているうちに、彼はまた夢の中に落ちていく。



217 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/28 16:26 ID:yFs82pLU
>>211
そうです。
だから木切れや石ころ一つ無い金属製の部屋などでは自然物が無い為、何もできません。

218 :莢の中。:01/12/28 16:31 ID:Ooaq8A+D
 次に目を覚ました時に俺が横に座っていた彰に向けて口走った言葉は、簡潔なものだった。
「一緒に冒険しませんか?」
 あまりにも在り来たりな、誘いの言葉であったけれども。
 やはり気持ちを伝えるには簡単な言葉の方が良い。
「却下」
1秒!?
「さいかの事もありますし、街医者がいなくなるのも困りものでしょう?」
 彰は困ったように笑うと、頬をぽりぽりと撫でながらそう云った。
「隣の酒場に行けば、簡単に仲間は見つけられますよ。貴方と同じように、秘宝を夢見て旅立とうとする若者が」
「俺は、あんたと一緒に行きたいんだ。あんたの白魔法の腕にも惚れたし、あんた自身にも惚れた」

なんで俺はこう突っ走ってしまうのだろう、と、いつも駆け抜けた後で後悔する。云わなきゃ良かった、と。

「あははははは、まただね、あきら」
 彰は、ひどく困ったような顔で、顔を赤らめもせず――ただ、哀しそうに俯くばかり。
 俺は、何か悪い事を云ってしまったのだろうか。
 まさか、彼女は昔に夫を亡くした未亡人――だとしたら、俺は酷い事を言ってしまったのかも、知れない。
「あはは、は、はぁ…………」

 ……彼女が男だと知るのはもう少し先。――惨い。惨すぎる。



219 :名無しさんだよもん:01/12/28 16:32 ID:ZCCDFNwz
>>217
じゃあついでにしつもーん。
石でできた彫刻から何かを作ることは出来る?
あと、家の壁も石か土で出来てるけど、これではどう?
ついでに、風は対象になる?

220 :莢の中。:01/12/28 16:43 ID:Ooaq8A+D
 誘いを断られてやけに落ち込んで見えたのだろう、彰は少し済まなさそうに云う。
「私だって冒険をしたくない訳じゃありません」
 その言葉に俺は敏感に反応する。俺自身の求愛は崩れても、パーティへの誘いにはまんざらでもないのか。
 ――師匠である、この病院の本当の主、霧島聖先生が帰ってきたら、その時にはこちらからお願いします、一緒に冒険しましょう」
「そのときはさいかもいっしょにいくよ」
 横から現れる、熊のぬいぐるみを抱えた少女は笑って云う。
「ダメだぞ」
 義理の妹だという彼女も、相当に可愛い。きっと血、繋がってる。たぶん。

 部屋を出て階段を駆け下り、酒場に出る。
 取り敢えず期待できる返事は貰った訳だ。
 よおし、彼女とパーティを組めるまでに、もう少し強くなるぞッ! 取り敢えず酒場に行って仲間だ、仲間探しだ!
「坊主、頑張れよ! 次は無茶するなよ!」
「おう、おっさん! いつか住井護の名を世界にとどろかせてやるぜ!」

「っしゃあ、行くぞ!」
 意気揚々と住井護は歩き出す。割と大きな志は、その前途は青空と太陽に祝福されていた。
「世界の何処かにある秘宝を、俺はみつける!」


【七瀬彰 しのさいか 街医者として働いています。彰白魔導士(最高に近いレベル) さいか 美少女】
【住井護 剣士。冒険者見習いレベル。剣だけ立派】

221 :↑書いた奴:01/12/28 16:49 ID:Ooaq8A+D
あ、出てないけど聖先生は――まあ、それは次の人に任せるべきですね。

あと、最高レベルって非常に馬鹿っぽいので、
【七瀬彰 白魔導士(ウィザード級)】にしておきます。

222 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/28 16:53 ID:u7CmgXSa
>>219
石でできた彫刻は、既に石であるという条件をクリアしているので変質化させることは可能です。
ちなみに、変質化させても、術を解けば元の形に戻るので石の彫刻が型崩れする心配はありませんよ。

家の石壁、土壁でも大丈夫だと思います。

風は…物質ではないので変質化は無理かと。

それと、小石から大きな壁を作ろうとしても、小石の量の壁しか作れません。
つまり、少量の小石や木切れがあってもあまり役には立たないかもしれませんね。

あと、>>221さん、割り込みスマソ…

223 :名無しさんだよもん:01/12/28 17:09 ID:/CM9G7Kc
>212-221
文章もだけど、キャラクターの扱い方が凄く上手い。
もしかしてハカロワで彰関連の話を書いてた人?

>217>222
自然術がどんなものか大体分かったよ。
ただ、他の魔法と比べてデメリットが多そうだけど、それに関する救済措置みたいなものは無いの?

224 :1 ◆mYCw53h6 :01/12/28 17:25 ID:L5TX57r3
>>223
メリットもありますよ。
まず、自然物がふんだんにある場所での戦闘は非常に有利です。
地面が石床、壁も石壁の場所なんかもうどこからでも針が出せますし、
自然物であれば何だって変質化できます。

使い方によってはちょっとズルい使い方も(w

225 :名無しさんだよもん:01/12/28 18:24 ID:z2hLETam
>>199
すんません。説明文は蛇足駄文になりそうなので、嫌いなんです。
『これからはなるべく書きますのでご了承を………』
まぁなんというか、使ってないというのに本文内で「見るからに強そうだ」と書くと
「なんで解るんやお前っ!!」って、自分にツッコミ入れてしまうんです。

名雪は………朝なので出て来られなかっただけです(苦笑)。
出してないのは問題あるので、この部分は削除して下さい。
>>200
連発さえ出来なければ、銃は魔法と比べても優らないと思ったのですが。
甘いですか?

226 :竹紫:01/12/28 19:46 ID:mfx8vwzq
>>225
     ∧_∧   
   < `∀´>     説明部分は説明文として載せるよりも
    (      )       文章中で行動として描写する方が自然で良いぞ
  | ̄ ̄竹紫 ̄|        また都合上、どうしても表現することができない場合は表記せずに
                    次の書き手に委ねるくらいの気持ちでいった方が良いぞ
                      

227 :剣士と盗賊(1):01/12/28 20:17 ID:TZHMUlwZ
 街の交通を一手に引き受ける中央通りに、少しばかり古ぼけた酒場ある。
 夕暮れどきともなれば、炙り肉のこおばしい香りと-----何故かあんこの甘い臭いが充満する、謎の店だ。

 いくつもある酒場の中で、お世辞にも普通とは言えないメニューを吊り下げている、この小さな店にも、空腹を
 満たすべく幾人かの客が訪れる。
 しかし今日に限っては、カウンターに青年をひとり残して、閑散としていた。
 なぜなら店主が、永遠のライバルとも言える小娘を追いかけて-----そのまま帰ってこないからだ。

          *          *          *

 裏通りというのは薄暗く、清掃が行き届いておらず、日陰者が下を向いて歩くところだ。
 その常識を打ち破るように、少女が裏通りへ突入した。
 続いて、酒場の親父。「食い逃げだ、誰か捕まえてくれ」と叫び、追いかけて行く。

 少女は小刻みに角を曲がり、どうにか親父を撒こうとする。
 しかし、とある角を曲がった瞬間のこと。
 偶然通りがかった智子に、衝突しそうになったのだ。
 

228 :剣士と盗賊(2):01/12/28 20:19 ID:TZHMUlwZ
「-----うぐぅ!?」
 ちらりと見えた板金鎧へ、もろに鼻をぶつけたかと思った少女は悲鳴をあげて-----その不自然さに、驚いた。
 痛みが鼻ではなく、肩から感じられたからだ。
「あれ? ……って、痛い、痛いよ!?」
「……お嬢ちゃん、相手が悪かったな。うち、捕り物は得意な方やねん」
 ぶつかる瞬間、智子は体を入れかえて、すれ違いざまに腕を取り捻りあげたのだ。

 親父は荒れた息を整えつつ歩いてくる。遂に食い逃げ犯を捕らえ、平穏な生活が戻るという希望に目を輝かせながら。
「おお、どこのそなたか存じませ-----」

 しかし親父の夢は、儚くも素早く打ち砕かれた。
「-----んがっ?」。
 音も無く背後に回り込んだ、みさきの柄頭による一撃。瞬ききする間もなく延髄を貫いた衝撃に、親父は意識を失った。

「ちょ-----……みさきさん? 何、しとぉねん!?」
 智子は目を丸くして、相棒に尋ねる。犯罪幇助。というより傷害罪だ。
 食い逃げより、性質が悪いかもしれない。
 どうにかして智子の手から逃げ出そうと暴れていた少女も、あまりの意外な展開に唖然としていた。

 一方のみさきは取り繕うこともなく、少女の落としたたいやきを拾い、次々に頬張りながら答える。
「智ふぉひゃん、ひにふるふぉと(気にすること)はにゃいよ。見られふぇにゃいから、らいひょうふ(大丈夫)だよー」
「そういう問題やのぉて……・」

 もはや言葉もない智子に代わり、少女がぼやく。
「うぐぅ、ボクのたいやき……」
「あほ、あんたのや無いんやろ」
 少女の歪んだ所有権の主張に対し、智子は後ろに捻り上げた腕を、ちょいと引き上げてやった。

          *          *           *
 

229 :剣士と盗賊(3):01/12/28 20:20 ID:TZHMUlwZ
 目の前で食べ尽くされて行くたいやきを、涙目で見守った少女に向かい、みさきは指についたあんこを直接口で
 吸いながら、話し掛ける。
「それじゃ小さな食い逃げさん。お名前、教えてくれるかな?」
「言-----言わないよっ!」
 そっぽを向く少女。対するみさきは深追いせず、肩をすくめてポツリと呟いた。
「浩平くんに-----用が、あるんだけどな」

 驚きを隠さず、少女は叫んだ。
「え? ええっ!? ど、どうして!? なんでお頭の名前-----あっ!? ええっ!?」
 捕まった当初よりも、更に顔色を悪くして少女は絶句した。
 たいやきを完食して、満面の笑みを浮かべるみさきと好対照だ。
「うん-----そういうこと。お名前、聞かせてくれるかな?」

 どこか観念した様子で、少女は答えた。
「あ、あゆ。月宮、あゆだよっ……」


【川名みさき(剣士)と保科智子(神官):月宮あゆ(盗賊)を捕獲】
【折原浩平:あゆの親分格? みさきと知り合い?】

【酒場の青年(>>187、誰かは不明):待ちぼうけ】
【酒場の親父:みさきの攻撃により気絶】

230 :名無したちの挽歌:01/12/28 20:24 ID:TZHMUlwZ
毎度、挽歌でございます。
「剣士と盗賊」をお送りいたします。

話としては、第3話「神官と剣士」(>>176-179)および第5話「酒場にて」(>>187)の続きとなります。

231 :225:01/12/28 21:33 ID:z2hLETam
>>226
超先生、アドバイスありがとうございました。
「感感俺俺」のような名台詞目指して頑張ります。

232 :竹紫:01/12/28 22:27 ID:PscozDaW
     ∧_∧   
   < `∀´>     感感俺俺……
    (      )      
  | ̄ ̄竹紫 ̄|       

233 :女王の憂鬱(1/3):01/12/28 22:28 ID:sGA+gIuz
その少女は、二年前に突如として、空位となっていた共和国女王の座についた。
共和国議会、魔術アカデミー、大神殿、商工ギルドなどの全面的賛成が得られたという、ちょっと考えがたい事実に、
「きっとなにか裏工作があったに違いない」などと噂する者もいたが、国民の大半は諸手を振って歓迎した。
何故なら、昔から「どういうわけか」この国の王家は子孫を残せないことが多く、王の外部招聘も度々あったし、
今回の空位期間はいままでで一番長く、国民は新王の誕生をまだかまだかと待ち続けていたし、
そして何よりその少女は、見目麗しく、かつ有能であったからだった。

少し短めの緑の髪の少女は、芸術分野に優れた才能を見せた。
謁見の間の玉座の後ろに飾られた大ステンドグラスも彼女の作品だという話であった。
さらに彼女は、まるで預言者の如く、凄まじいまでの先見の明を持っていた。
政治を執り行う議会へ、アドバイスの形で彼女の言葉が運ばれ、それを組み入れつつ議会は回る。
貿易に、災害防止に、都市発展に、対外交渉に、彼女の力は振るわれ、共和国は過去最大の賑わいを見せていた。

地方視察で、国民への顔見せで、謁見の間で、彼女はいつも静かに、穏やかに微笑んでいた。
彼女の笑顔がある限り、共和国は永久に栄えるであろう、国民のほとんどはそう思っていた。

女王の名は、大庭詠美。
彼女の本当の姿を知る者は、限りなく少ない。

234 :女王の憂鬱(2/3):01/12/28 22:28 ID:sGA+gIuz
「むかつくむかつく、ちょおむかつく〜っ!」
「あーっ……わかりました、わかりましたから、少し落ち着いて下さいよ」
そこは女王の寝室兼私室。完全な防音と、完全な魔力封印がされている。この室内では魔法は決して発動しない。
そんな部屋の中で、詠美は絵筆を投げ出していた。
「もうこんな室内で描くの飽きた〜。外で何か描きたいよぉ……あずさぁ、ダメぇ?」
摂政にして衛兵隊長も務める柏木梓は、呆れながらも答えた。
「ダメです。あなたが外で絵を描いたらどうなるか、わかっているでしょう?」
「それはそうだけど……しおしお〜」
「そのために今特務隊を動かしているのですから。もうしばらくは我慢して下さいませ」
「ふみゅ〜ん……わかった。我慢する」
また絵筆を取り、詠美は絵の続きを書きはじめた。

詠美には恐ろしいほどの魔力があった。それは「ある条件下で描いた絵を、完全に具現化させる能力」。
宝石、ケーキ、小屋、魚。彼女の筆が描いたものは、全てが実体として現れた。
山の奥でただ一人で生活していた詠美の存在を知って、共和国の上層部は考えた。
万が一にも帝国に彼女の存在を知られては、困ったことになりかねない。
かといってフリーにしておいても、ちょっとした間違いで国に不幸をもたらすかもしれない。
上層部が選んだ結論は、詠美を国の中枢に取り込んでしまうことだった。
魔力のせいで自由に絵が描けない詠美も、「王城には自由に絵が描ける場所がある」と聞いて断らない理由はなかった。

235 :女王の憂鬱(3/3):01/12/28 22:28 ID:sGA+gIuz
昔を思い出しながら絵筆を運ぶ詠美。しかし、思い出の風景ももう描き尽くしてしまった。
このままだとインスピレーションも枯れてしまう。そうなると、先見の明にも曇りが出てくるだろう。
何よりもストレスがたまって、公の場で彼女がキレたら困ったことになってしまう。

そこで詠美と梓は、議会やアカデミーなどにも知らせず、秘密裏に特務隊を組織した。
特務隊の任務は、「秘宝」探索と、冒険箪の収拾。
「秘宝」の多くは、特殊な力を持つという。ならば、詠美の魔力を押さえ込めるものもあるかも知れない。
それに、そのような「秘宝」を得られなくても、冒険の話を聞けば、詠美の創作意欲も沸くだろう。

一石二鳥のこの作戦。とりあえず第1のチームのリーダーとして坂神蝉丸を選び、彼を図書館に向かわせた。
図書館長を務める、先代特務隊員の長瀬源之助を隊員として取り入れるために。
女王戴冠の際に、彼には借りがあるものの、それでも彼の力は大きく役立つだろう。
時間的にも、そろそろ戻ってきていいはずなのだが……。

などと考えていると、コンコンと、扉の方からノックの音が聞こえた。詠美も絵筆を止めて扉の方を見る。
「何用だ?」
小窓を開けて梓が尋ねると、侍女は答えた。
「坂神蝉丸様、お連れの方とご一緒にお戻りになられました」
「わかった、5分後にここに通せ。それと、茶を4人分だ」
小窓を閉めて、詠美の方を振り向くと、すでに立ち上がって準備万端の様子。
「戻ってきたのねっ!さあ、早く会いに行くわよっ!」
「女王陛下……向こうを呼びましたから、座ってお待ちくださいませ」
「ふみゅ〜ん……」

源之助を連れて来られなかった蝉丸が、詠美に叱咤されるまで、あと5分。


【大庭詠美 女王 具現化絵師】
【柏木梓 摂政兼衛兵隊長 詳しい能力は不詳】

236 :みおせる ◆Mio.cel. :01/12/28 22:34 ID:sGA+gIuz
>>162-167 第2話「誤算だらけの始まり」の続きとして書いてみました。話は進んでないけど(w
共和国に対する設定を勝手に決めすぎてるかもしれないです。そのときはごめんなさい。
詠美の絵の具現化条件は決めてないです。
「具現化絵師」ってカコワルイネーミング、もっといい名前はないでしょうか?(泣

237 :みおせる ◆Mio.cel. :01/12/28 22:54 ID:sGA+gIuz
ふっと過去ログ読んで、背筋が寒くなった。
>>200さん、ごめんなさい(汗

238 :名無しさんだよもん:01/12/28 23:35 ID:dGOsuoXp
>>236
俺が>>51で考えていた条件は
・魔力を込めた道具で絵を書き、その絵に魔力を注入(彩色のようなもの)することで具現化
・満たす画と書いて「マンガ」と呼ぶ
って事考えてました。
まあ参考程度に

239 :名無しさんだよもん:01/12/28 23:45 ID:re/4TTPz
DADDY FACE?
・・・・皆知らないのか(汗

240 : ◆Bs.FTacM :01/12/28 23:48 ID:XLR802I3
>238
ガーン。書き終わってこれからアプしようとしてたのに…
まあ、ちょうど女王:詠美、親衛隊隊長:光岡で書いてたから何とか合わせれそうだけど。
でも、梓の台詞どうしようかな…

241 : ◆Bs.FTacM :01/12/28 23:51 ID:XLR802I3
間違い。上の>238じゃなくて、>>237だ。

242 :少年とお嬢様:01/12/28 23:53 ID:BaBA/lSZ
とりあえず、目がさめたら昼だった。それほど遅くまで起きていたつもりは無いのに、何故かこの時間である。
だれているな、そうは思うが、やめられない。男の一人暮らしなどそんなものだ。
もう一度、毛布をかぶりなおす。ぼんやりしていれば、そのうち目もさめるだろう。
そのとき。どんどんと玄関のドアを叩く音がする。
うるせぇな…頭から毛布をかぶる。が、ドアを叩く音は止まらない。
いいかげん、無視するのもウザくなってきたので声を上げる。
「るせーぞっ。玄関空いてるから、入ってこいよ!」
どうせ、叩いているのは幼馴染のあいつだろう。そう思って声をあげたのだが。
足音が聞こえてきてから気が付いた。そういえばあかりの奴、修行に出ていなかったか?
「あははー。おじゃまします、浩之さん」
姿を現したのは、おっとりとした女性だった。ゆったりとしたローブは見るからに高級で、散らかった部屋にはあまりにも似合わない。
彼…浩之は、面倒くさそうに、身を起こした。
「こんちわ、佐祐理先輩」

彼、藤田浩之は一介の町人で、特に定職につくわけでもなく、ぶらぶらと暮らしている。
一方倉田佐祐理といえば世界的にも著名な都議員の一人娘で、社交界にも顔が広い。
そんな二人が既知の仲になったのにはそれなりのエピソードがあるのだが、それはまた別の話。
「それで、今日はなんの…って、何やってんすか!?」
「はえ?お掃除ですけど」
「…佐祐理さん、俺の部屋の掃除に来たのか?」
「あははー。もちろん違いますよ」
「そうか。それはそれで残念だが。とりあえず、先に要件のほうを済ませて欲しいんだけど」
「そうですねー。じゃあ、掃除は後でしましょう」
結局するんかい。浩之は心の中で思った。口には出さなかったが。

243 :名無しさんだよもん:01/12/28 23:54 ID:re/4TTPz
予約禁止と早いもの勝ちは、リレーの常識らしいぞ。

244 :少年とお嬢様:01/12/28 23:55 ID:BaBA/lSZ
「浩之さんは、『秘宝塔』という話を聞いたことありますか?」
「秘法?…しらねーけど」
「はあ…そうなんですか?冒険者のうちでは結構有名な話だと聞いていますけど」
「俺、冒険者じゃねーし」
「で、その塔にこの世に二つと無い秘宝があるって話なんですよ」
無視かよ…内心思ったが、気にしないことにしておく。
「何人もの冒険者が秘宝を手に入れようとしたが、まだ成功したものはいない…ですか?」
「なんだ、知っているじゃないですか」
「パターンだって。秘宝なんて、早々あるわけないって。大体、秘宝と打って名前自体怪しいしな。
大方、野盗かなんかが冒険者の身包み剥がそうと…語っているのかもしれないかな、と」
語尾が濁ったのは佐祐理がなんとなく泣きそうな感じだったからだ。
もちろんこの程度のことでへこたれるような女性ではないことは知っているが、浩之は女の子の困った姿に弱い。
「それで、その秘宝塔がなんなんすか?」
ぱあっと佐祐理の顔が明るくなる。
「よろしかったら佐祐理と一緒に行ってみませんか?」
「はあ?誰が?」
「浩之さんが」
「何で」
「…ふぇ。浩之さんは行きたくないんですか?」
「別に金に困ってるわけじゃねーし、面倒だし…いや、どうしても嫌だってわけじゃねーけど」
「じゃ、決まりですねー」
「決まりって。そんなほいほい行くとこじゃねーと思うけど。家族の人たちも心配すると思うしさ」
「大丈夫ですよ」
何が。突込みどころは満載だったが、結局、浩之は折れた。この世には、どうしても逆らえない人間が存在する。
そして、浩之にとって佐祐理はそういった存在だった。
こうして、二人は旅立つことになる。

【藤田浩之 町民 特技はないが、センスが優れていて何事も『そこそこ』こなせる】
【倉田佐祐理 議員の娘 特技はないが、幾つかのアイテムを所持】
【二人とも、非戦闘系です】

245 :名無しさんだよもん:01/12/29 00:01 ID:seDg8eyk
こういった非戦闘系がいてもいいかなと思って書いてみました。
剣と魔法じゃなくて勘と頭脳でものを言うキャラがいてもいいかな、と。

246 :女王陛下との謁見:01/12/29 00:19 ID:cUrxMuDR
>>235

「はぁ……」
 長瀬源之助に良い様にあしらわれて王立図書館を出た後、坂上蝉丸は長谷部彩を連れて城下町を歩いていた。
 目的地は城。女王陛下に、源之助の代わりに彩が同行することになったことを報告するためだ。
「……あの……蝉丸さん、どうかされたんですか?」
 図書館を出てから溜息ばかりついている蝉丸を彩は心配そうに見る。
「ん。いや、大したことではない。気にするな」
「……それならいいのですが」
 どこか納得いかなさそうな顔をしながらも、彩は引き下がった。
(まあ後悔しても仕方がないな。ここは源之助の言葉を信じてみるか)
 蝉丸は不安を押し殺し、無理矢理前向きに考えることにした。

「ここが謁見の間だ」
 蝉丸は重厚な扉の前で立ち止まり彩の方を振り向いた。
 二人は入城してしばらく待たされた後、謁見の間に来るように言われたのだ。
「……緊張します」
「まあ、一般人がここに来る機会はほとんどないからな。ああ、女王陛下は気さくな方だからそう固くならなくていいぞ」
「……はい。でも…」
 コンコン
「坂上蝉丸、入ります」
 扉を軽く叩くと、蝉丸は扉を開ける。
「……あの……まだ心の準備が…」
「そんなものはいらん」
 蝉丸は戸惑う彩に素っ気なく言うと、謁見の間に足を踏み入れた。
 彩は仕方なくおどおどとその後をついていった。

247 :女王陛下との謁見:01/12/29 00:20 ID:cUrxMuDR
「待っていたわ、蝉丸。で、どうだった? 源之助はOKしてくれたでしょうね」
 2人を迎えたのは、玉座に座っている緑髪でショートカットの女性だった。
(この人が女王様なんだ。確か私と同じくらいの年齢なんだっけ)
 彩は憧れの眼差しで詠美を見つめる。
「ふみゅ、な、なに? あたしのことじっと見て」
 彩が自分をじっと見ているのに気がついて、詠美は少々うろたえる。
「あの…私と同じくらいの年なのに女王様をしてるなんて凄いなぁ…と思って」
「えっ、あ、あたりまえじゃない。あたしは史上最年少のくいーんなんだからっ」
 詠美は当然だといった感じに振る舞おうとするが、表情を見れば褒められたことが嬉しいのはバレバレだった。
「女王陛下、ご命令の件ですが…」
 蝉丸は機嫌の良い今がチャンスだと思い、話を切り出した。
「うん。どうだったの?」
「…源之助には断られました」
「断られた?」
「はい。その代わり彼の愛弟子を紹介されました。
 あ、それと『あの時のことはこれで帳消しにしてあげますよ』との伝言を頼まれました」
「ふみゅーん! したぼくのくせにぃっ! むかつく〜!
 なあにがあの時のことよっ。おんきせがましいわっ!」
 地団太を踏んで悔しがる女王。蝉丸は何とか落ち着かせようとする。
「あ、あの、女王陛下。落ち着いてください」
「今すぐあのジジイをここまで連れてきなさい! これは命令よっ!」
「そ、そんなこと言われましても…」
 蝉丸は困った。あの頑固者の源之助を説得するのはまず不可能に近い。
 かといって、詠美の怒りを静める良い方法も思いつかなかった。

248 :女王陛下との謁見:01/12/29 00:23 ID:cUrxMuDR
「まあまあ、落ち着いてください女王陛下」
 進退窮まっていた蝉丸を救ったのは、女王の傍で控えていた摂政兼衛兵隊長の柏木梓だった。
「だ、だって、あのジジイはこのあたしをおちょくって…」
「源之助殿には彼なりの考えがあるのでしょう。
 それに彼の愛弟子ということならこの娘もかなりの実力者でしょうし…」
「愛弟子って、この娘が?」
 詠美は疑いの眼差しで彩のことを見る。
「……あ、あの…」
「アンタの名前は?」
「あ……申し遅れました…長谷部彩です」
「何か魔術を見せてくれないかな。アンタの実力を女王陛下に見せて欲しいんだ」
 詠美に見つめられてとまどっていた彩に梓が親しげに声を掛ける。
「は、はい。分かりました。……えっと…そこの燭台をお借りしてもよろしいですか?」
「ああ。これだな。はい」
 梓は彩が指差した燭台をテーブルから取って渡した。
「それでは……やってみます」
 そう言うと、彩は意識を集中させて呪文―古代語―を唱える。
 すると、燭台の炎が揺らめき何かの形になっていく。
「えっ!」
「おおっ!」
「へえ、なるほど」
 驚く詠美と蝉丸に対して、梓は冷静に観察している。
 見る見るうちに炎は鳥の形になった。

249 :女王陛下との謁見:01/12/29 00:25 ID:cUrxMuDR
「ふぅ…できました。フェニックスです。相手にぶつければ攻撃に、周囲を旋回させれば防御に使えます」
 師匠以外の前で魔術を使うのは初めてだったので緊張していた彩だったが、無事成功してほっとした表情を見せた。
「なるほど。アンタは自然術師だったのか」
「はい」
「何なの? 自然術って」
 一人で納得している梓に詠美が尋ねる。
「自然術とは形を…おっと、あたしが説明するより専門家が説明すべきだったね」
「えっ」
 急に話をふられてあたふたする彩に梓はウインクしてみせる。
「え、えっと…自然術と言うのは、形などをイメージすることによって水や石や火などの自然物を変質させる術です」
「変質させる?」
 魔術にはあまり詳しくない蝉丸が呟く。
「はい。例えば、このフェニックスですと、火のイメージと鳥のイメージを連想して呪文を唱えるんです」
「へえ、変わった魔術ね。…あれ? でもそれなら周りに自然の物がなかったら使えないの?」
「……はい。周りに自然物がないと使えないです」
「そんなの役に立つの?」
「え…それは、その…」
 困っている彩を見て、梓が口を挟む。
「確かに自然物がないと使えないというデメリットがありますが、それを補うメリットがあります」
「何なのよそれは?」「何なんだそれは?」
 詠美と蝉丸の声がハモった。

250 :女王陛下との謁見:01/12/29 00:27 ID:cUrxMuDR
「メリットは動物などの形に変質させた場合、たとえ術者が死んでも破壊されるまではそれが自律行動ができることです」
「じりつこうどう?」「自律行動?」
 再び詠美と蝉丸の声がハモる。
「そう、自分で思考し行動することができるのです。…ゴーレムというものをご存知ですか?」
「あたりまえじゃない。それくらい知ってるわよ。古代遺跡とかの番人をしてたりするんでしょ」
「はい、そうです。実は、あのゴーレムは古代の自然術師が生み出したものだという説があるんです」
「えっ」「何っ」
「あ、私もお師匠様からその話を聞いたことがあります」
「じゃあ、もしかして…このフェニックスもそうなんだ。やるじゃない、あなた」
「破壊されなかったら何百年も行動するのか、凄いな」
 彩は尊敬の眼差しで見つめられ困惑した表情を見せる。
「あ、あの……私はそこまで魔力が強くないから…1時間くらいで元に戻っちゃうんですけど」
「なーんだ、つまんない」
「期待させておいて…」
「まあ、1時間持続できれば十分ですよ。それに、大概のダンジョンなら自然物に困ることはないですし。
 そうだよな?」
「は、はい…石壁がありますし…」
「ふーん、じゃあなんとかなるわね。…蝉丸」
「はい、女王陛下」
「この娘を探索隊の他のメンバーに紹介してきなさい!」
「はっ、分かりました。彩を源之助の代わりとしてお認めになるのですね」
「しかたないでしょ。どうせあのガンコなジジイはあたしの言うこと聞いてくれないし。
 さっさと行きなさい。明日には出発するのよ」
「分かりました。おい、行くぞ」
「あ、はい。えと、失礼しました」
 彩は詠美にペコリと頭を下げると、先を行く蝉丸を追いかけて行った。

251 :女王陛下との謁見:01/12/29 00:29 ID:cUrxMuDR
「……あの…『したぼく』って何のことですか?」
 廊下を歩きながら彩はおずおずと蝉丸に質問する。
 どうやら先程から気になっていたらしい。
「ああ、下僕のことだ。何故か女王陛下は『したぼく』と仰るんだ。指摘するとお怒りになられるから気をつけろよ」
「そうなんですか、気をつけます」
(女王様って意外と面白い人なんだ。
 他の特務部隊の人ってどんな人たちなんだろう。優しい人だといいな)
 そんなことを思いながら、彩は蝉丸の後をついて行った。

* * * * *

「ねえ、あずさぁ」
「何でしょうか、詠美様」
「蝉丸たちで大丈夫かなぁ」
「大丈夫ですよ。特務部隊の隊員は癖のある奴が多いですか有能ですから」
「あの娘は?」
「彩のことですか? 彼女も才能があると思いますよ。
 見たところ実戦経験はないようですが、仲間と冒険するうちに成長するでしょう」
「それならいいんだけど。……でも、どうしてあたしのしたぼくたちは癖のあるのばっかりなの?」
「それは、類は友を呼ぶってことでしょうね」
「なにか言った?」
「いえいえ、何でもありません」
 にやにやと笑う梓を見て、詠美はむっと頬を膨らませた。

252 : ◆Bs.FTacM :01/12/29 00:34 ID:cUrxMuDR
以上です。
「誤算だらけの始まり」「女王の憂鬱」と繋がる話です。
源之助と女王陛下の過去の因縁は、良いネタ思いつかなかったのでぼかしてみました。
蝉丸・彩以外の探索隊のメンバーは他の書き手に任せます。

それと自然術の追加設定。
・動物などの形に変質させた場合は、一定時間自律行動をさせることが可能。
という事でよろしく。
ちなみに自律行動の元ネタは、某小説のスーピィ君だったり(w

>>239
ダディフェイスなら知ってるよ。
確かにちょっと似てるかも。でも、タウンゼントは紙無しで宙に描いてなかったっけ?

253 :みおせる ◆Mio.cel. :01/12/29 00:56 ID:2SWI/eRs
>>240
ああ、えらいすんませんでした。
でも、オレも「護衛は男ならセフィロスかなぁ」って考えてたんで、ちょっとびっくり(w

254 :歌姫と吸血鬼:01/12/29 00:58 ID:HaDK2wJm
からん、と軽快な音が響き、酒場のドアをくぐりって、一人の女が入ってくる。
いつもなら、喧騒とざわめき、時にはごろつきや酔っ払い達の怒鳴り声が聞こえ、
こんな場末の酒場に入ってくる、物好きな女には、不躾な視線と冷かしの声で
出迎えるのが、恒例であるはずだった。
だが、今回ばかりは、少し様子が違っていた。
ルミラ……ルミラ・ディ・デュラルと呼ばれる、紫の髪をした美女は、酒場の男たち全員が、
自分ではないただ一人の方を向いているのを見て、少しだけ肩をすくめた。
およそ、このような場末の酒場に相応しくない美貌。
身なりにも、物腰にも、一般人には無い高貴さと、圧倒的な『力』を秘めていた。
男なら、一目彼女に見詰められただけで、骨まで蕩かされるような妖艶さ。
身体にぴったりと纏わりつく薄い服は、完璧なまでのプロポーションを浮き出している。
だがその彼女も、今回は少し相手が悪かったようだ。
「……シェリー酒をお願いできるかしら?」
カウンターに腰掛け、穏やかな声でマスターに呼びかけ……そこでルミラは初めて、彼が耳栓をしていることに気付いた。
バツが悪そうに口をつぐむルミラだったが、マスターは正確に、彼女の前に、シェリー酒の入ったグラスを置いた。
ルミラは少し驚いたように、眉を上げる。
「……唇の動きを読んでるのね? 随分と手馴れてること」
「彼女は、ここが気に入っているらしくてね……まぁ、こっちとしても、彼女が来てくれるのはありがたいが。
ただ、彼女が歌っている間は、商売にならないもんだから……」
肩をすくめるマスター……確か、彼も長瀬なんとか、と言ったとルミラは記憶していた……が、視線を酒場の奥に向ける。
酒場に流れる、およそ相応しくないような、美しく透き通った歌声。
ルミラにしても、彼女ほどの歌い手は、噂に名高い『白の歌姫』由綺か、そのライバルの理奈ぐらいしか知らなかった。
ただそのどちらも、こんな酒場に出向くような人物ではない。
栗色の髪をショートボブに切りそろえた、快活そうな少女は、しかし、外見の印象とは裏腹に、
しっとりとした恋歌を歌っていた。
歌に魅了された酒場中の男たちの視線を、一身に受けていたのは、彼女………長岡志保だった。

255 :歌姫と吸血鬼:01/12/29 01:00 ID:HaDK2wJm
歌が終り、ようやく酒場らしい活気が戻ってきた。
自分にかけられる下卑た野次や、身体を触ろうとする手をたくみにかわし、志保はルミラのすぐ横に腰掛けた。
「お疲れ様……いつ聴いても、素晴らしい歌声だったわね」
「ありがと……でも歌が終わっちゃえば、ルミラの方がよっぽど注目を集めてるわよ」
マスターの差し出した水割りに口をつけ、志保は小さく舌を出した。
志保のいう通り、歌が終わって初めてルミラの存在に気付いたのか、幾つもの視線が、ルミラに浴びせられている。
ルミラは小さく苦笑すると、細く長い指先を、そっと志保の唇に押し当てた。
「あなたがこの唇から紡ぎだす『歌』の力……こんな所で客寄せだけに使うのは、もったいないんじゃない?」
「おあいにく様。あたしは、格式高い御殿とかミュージカルステージとかは、性に合わないのよねー」

いわゆる、『真の歌姫』の名を冠する歌い手は、大陸では片手で数えるほどしかいない。
彼女たちは、人の心を揺さぶり、声でもって奇蹟を呼び起こす力を与えられた、数少ない存在なのだ。
だがその中でも特に、彼女、長岡志保は、他の歌姫達とは違い、こういった場末の酒場を回り、
時には街角でさえ、その歌を披露する存在として、特別視されていた。
幾度となく、自分の下に召抱えようとした貴族たちは、ことごとく彼女に一蹴されている。
「あたしは、誰かに縛られるのなんて、真っ平ごめんなのよね」
『放浪の歌姫』
それが、彼女に付けられたもう一つの名だった。

「それで……わざわざあたしに会いに来たって事は、聞きたい事があるんでしょ?」
志保の目に、悪戯っぽいものが浮かぶ。
「そう。あなたのもう一つの顔に用があって、わざわざ人間の街まで出向いたのよ」
ルミラの形のいい唇が、笑みの形に歪み、その奥から鋭い牙が覗く。
魔界貴族にして、高位魔族の一人、ルミラが求める、志保のもう一つの顔。
千の耳と、千の目を持つ女。ついでに、口は一万で、舌はその倍あるとも言われている。
全ての情報を知る女として、闇の世界で恐れられている彼女を、影に身を置く者達は『歩く東スポ』と呼ぶ。
ただし、『東スポ』が何なのか、誰も知らなかったが。

256 :歌姫と吸血鬼:01/12/29 01:01 ID:HaDK2wJm
酒場には大抵、訳ありの客の為に、『個室』が用意されている。
ベッドが備え付けてあり、その用途は一目瞭然だが、人に聞かれたくない話をする場としても、充分使うことが出来た。
歌姫用の、薄く扇情的な衣装をはためかせ、志保はベッドに勢いよく座った。
「それで? あたしに何を訊きたいって?」
「そう、あなたに訊きたい事は……」
ルミラがゆっくりと口を開く。志保の顔が、一瞬驚愕に染まり、やがて興奮したように頬を染める。
「それってマジ!? だったら、すっごいニュースじゃない!!」
「もちろんよ。でも、私が知りたいのは、もっと別の事」
志保の眉がしかめられ、やがて、なにやら思いついたのか、真剣な顔でルミラに答える。
ルミラは志保の話を聞きながら、ゆっくりと志保の横に腰掛けた。
「……ってのが、あたしが知ってる限りの事ね」
「そう……やっぱり…」
思案顔のルミラの横顔を、吸い込まれるように凝視していた志保は、慌てて目をそらした。
形のいい唇、整った鼻筋、そして美しい瞳は、同性であっても魅了する何かがある。
そんな志保を見て、ルミラの頬に悪戯っぽいものが浮かんだ。
「そういえば……あなた、また失恋したんじゃないの?」
ルミラの問いに、志保はあからさまにぎょっとした顔になった。
「な、な、何だってそう思うのよ!?」
「だって今日の歌……例え幸せな恋歌を歌ってても、あなたの心は悲恋に泣いていた」
ルミラが志保の腕を掴み、ベッドに押し倒す。
「ちょ、ちょっとやめ……」
「今度の彼は、何人目だったかしら……藤田浩之、だった? 初恋の彼の事、まだ忘れられないのね」
「ヒロの事は関係な………くっ」
首筋に突き立てられた牙の痛みと、奇妙な快楽に、志保は頬を染め、小さく喘ぐ。
「彼に操を立てるのもいいけれど、いつまでも処女のままでもいられないでしょうに…私はありがたいけど」
志保の血を味わい、吸血鬼ルミラは、赤く染まった唇の周りを、ぺろりと舐めた。

257 :歌姫と吸血鬼:01/12/29 01:04 ID:HaDK2wJm
「だから……謝ってるでしょ」
「………ふん」
ふて腐れた志保に、ルミラが困った顔で頬を掻いた。
「向こうからこっち、一度も“食事”してなかったものだから……ね?」
「はいはい。いーわよ、どーせあたしはまだ処女よ。処女だから吸血鬼なんかに血を吸われるのよ」
頬を膨らませ、顔をそむける志保に、ルミラは満腹感も手伝って、宥めるような口調になる。
「まぁまぁ、想いの彼に操を立てるなんて、今時なかなか無いわよ。ね?」
「………」
「最近は貞節な女の子ってなかなかいないから、私も食事が大変で……っとっと」
「………」
「…ほ、ほらほら、お金なら、ちゃーんと血と情報は別料金で払うし」
「………はぁ」
志保は溜め息一つついて、ルミラが差し出した、巨大なルビーとパープルダイアのブローチを手に取った。
人間界では、これ一つで小国の国家予算に匹敵する額だが、魔界貴族の彼女にとっては、小遣い程度でしかない。
「……また前みたいに、変な呪いかかってない?」
「かかってない、かかってない! 大丈夫、私がちゃんと調べたから」
「ならいいけど……」
裏口から出て行くルミラを見送り、志保は溜め息をつく。
「……まったく、あたしはルミラの献血バンクじゃないっての…」
その時、ルミラが急に振り返った。
「そうそう、これは個人的な忠告だけど」
「……何よ」
「さっさと行動するならしちゃわないと、他の誰かに先を越されちゃうわよ」
「余計なお世話よ!!」
にやり、と笑って夜の闇に消える彼女を見送り、志保はもう一度盛大な溜め息をついた。

258 :名無し@通りすがり:01/12/29 01:12 ID:HaDK2wJm
どうも。
ルミラと志保書かせて頂きました。
と言っても、ルミラの方は、設定は無いも等しいですが。

【長岡志保 放浪の歌姫/情報屋 歌い手】
【ルミラ 魔界貴族 ?】

志保はそのまま情報屋として使えますが、それだけではアレなので、歌姫にしてみました。
『歌』の力については、まだ何も考えてません。
別に普通の歌を歌ってるだけでも、構わないですしね。

259 : ◆Bs.FTacM :01/12/29 01:34 ID:cUrxMuDR
>>253
うわ、先越されたと思いながらも、女王が詠美になってるのを見て苦笑したよ。
やはり女王といえばこの人なんだろうか(w
親衛隊隊長役は結局やめたけど、光岡活躍計画はまだあきらめてなかったり(w

>258
歌の特殊能力といえばやはり、聴く者の心を鼓舞させる戦の歌とかどう?(w

ところで、ふと疑問に思ったんだけど、ここまで出てきたパーティはみんな
>>155-156の舞の棲む秘宝塔を目指すという事でいいの?

260 :若者達:01/12/29 01:48 ID:QYGAinac
「ふははははっ!!ついに来たぞ同志諸君!夢と絶望の都市・レフキーに!!」
ビクッ!
中央広場のド真ん中……噴水の中央に立ち、何やら奇声を発する男…
当然、周りの人々の視線を一瞬にして独り占めにする。
「なんで噴水の中に?」
「ていうかずぶ濡れだぞ?」
「ねぇねぇ、同志ってあの二人かなぁ?」
「くくっ、お粗末なパーティーだぜ。旅芸人か?」
「ママー、変な人たちー」
「シッ!指さしちゃいけませんっ!」
ざわざわざわ…
はたから見れば笑える光景だが、同志諸君と呼ばれた二人にとっては惨状であった。
「わかったからこんなところで騒がないでくれ……」
「みんなの視線が…」
「何を恥じている千堂和樹、高瀬瑞希」
「「フルネームで呼ぶなぁっ!!!」」
バキドコゲシッ!!

「まったく、このような目立たん公園の一角で誓いの儀式をするのか?けしからん」
噴水から引きずり出され、ちょっぴり不機嫌な大志。
「私は嫌よ、あの広場に戻るなんて」
「激しく同意だ。それに儀式とか言うな」
だが、二人にとってはこれから根城にする都市であんな恥を晒すわけにはいかなかった。

261 :若者達:01/12/29 01:50 ID:QYGAinac
「それじゃあ、ちゃっちゃと済ませてよ」
「仕方ないな……我々がパーティーを組んでかれこれ半年になるが…結成当初の目的は覚えているか?」
「当たり前だ」「とーぜん」
「自由都市・レフキーへ行く。当時、田舎者の我々にとっては夢のような話であった…
 野盗やモンスターに阻まれた長旅…さすがの我輩も、一人でここまでは辿り着けなかっただろう…
 だから我々は群れた!!我輩の魔術!同志和樹の剣術!そして同志瑞希の怪力をもってすれば、いかなる敵も恐くは無かった!!」
「ちょっと、なんであたしだけ怪力なのよっ!!」
「いや、お前にはそれしかなかろう」
「……まぁ、そうだけどさ」
「まぁ良い…とにかく目的が達成された今、我々はそれぞれの道を歩む時だ!」
「俺は最強の剣士!」
「我輩は世界征服!」
「私はぁ…えっとぉー……お嫁さん?」
「プッ!」「くっ…」
「い、いいじゃないっ!人の夢を笑わないでよっ!」
「悪りぃ。確かに瑞希とっちゃぁ、お嫁さんは夢だよなぁ…くくっ…」
「まさに同志瑞希らしい発想だ…プッ!」
「もぉっ!!」
「冗談はさておき、これから我々は離れ離れになる…だが、どんなに離れていても我々は永遠の同志だ!」
「短い間だったが、二人とも世話になったな」
「縁があったらまた会いましょ」
「それでは、解散!!」

262 :若者達:01/12/29 01:50 ID:QYGAinac
三人はこれから別々の目標に向かって歩み出す。

彼らは夢を抱き、夢を追い、夢に憧れ、レフキーを目指した。

レフキーには、夢を叶えるチャンスがある…そして、夢を打ち砕く現実もある。


三人の若者達は今、この混沌の都市・レフキーで、自分の夢を掴むため、歩み出した。

【九品仏大志 魔術師(どんな魔術かは不明)】
【高瀬瑞希  怪力】

263 :◆mYCw53h6 :01/12/29 01:58 ID:QYGAinac
見入られし者の続き…の、つもりで書きました。
大志・和樹・瑞希の三連パーティ(笑)も良さそうなんですが、
可能性を膨らませる意味で、別々の道を歩ませてみました。

これからこの三人がまた巡り会うことになるのか…そのあたりは次の書き手さんにお任せで。

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